7月、兵庫県加東市の池で、近くに住む男児(2)が、祖母(50)に抱かれたまま意識を失っているのが見つかった事件で、兵庫県警・加東署は16日、祖母を殺人容疑で逮捕した。「自分1人でやった」と容疑を認めているという。
祖母は、7月21日午後9時半すぎから22日午前9時すぎまでの間、加東市黒谷の五所ケ池池かその周辺で孫である男児を殺害した疑いが持たれている。加東署によると7月21日夜、「男児を保育園に迎えに行った祖母が帰ってこない」と男児の祖父から捜索願が出され、捜索中の加藤署員が22日夜、 祖母が池の浅瀬で男児を抱きながら立ちすくんでいたという。 男児に目立った外傷はなかったが、着衣が水にぬれ、死亡していた。 死因は水に溺れたことなどによる窒息死だった。男児は事件の約3か月前から祖父母と同居していたという。