◆50代
「さんぷん」「よんぷん」:57.1%←最多
「さんふん」「よんふん」:0%
「さんぷん」「よんふん」:42.9%
「さんふん」「よんぷん」:0%
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やはり、「さんぷん」「よんぷん」と正しく読める人ばかりではないようでした。特に「よんぷん」を「よんふん」と発音してしまう場合が多いようです。
ただし今回の調査においては、「さんぷん」「よんぷん」と正しく読める10代が多く、必ずしも若い世代が誤った読みをしているわけでないようです。
ラジオ関西の林真一郎アナウンサーに「さんふん」「よんふん」問題について聞いてみました。
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「専門的に言うと、前に『促音(そくおん)』と『撥音(はつおん)』がくると、原則として『ぷ』と読みます。
『促音』とは、『っ』、つまり小さい『つ』のこと。『つまる音』(『つめる音』とも言う)のことです。『撥音』とは『ん』のことで、はねる音です。これらが前にくると、『ぷ』になります。
『3分』→『さんぷん』、『5分』→『ごふん』、『8分』→『はちふん』(はっぷんでも可)など。
ただ例外はありますので、これらがすべてに適用されるということではありません。