サッカー・J1のヴィッセル神戸に完全移籍加入した元スペイン代表、元FCバルセロナのFWボージャン・クルキッチ選手(31)が、3日、チーム練習に初めて合流した。
新加入会見でもオンライン対応になるなど、自主隔離期間を過ごしていたボージャン選手。クラブのSNSによると、隔離期間があけた3日朝、ヴィッセルの練習場やクラブハウスがある神戸市西区のいぶきの森球技場に到着。早速クリムゾンレッドのトレーニングウェアに袖を通し、雨の降りしきるなかでも精力的にトレーニングを行っている。また、FCバルセロナでともにプレーしたアンドレス・イニエスタ選手や、後輩にあたるセルジ・サンペール選手と笑顔で会話する様子も見られた。
ボージャン選手はクラブを通じてコメントを発表。「やっと神戸に来られてうれしいです。チームメイトにも会うことができて、一緒に練習ができてよかったです。2週間の隔離中は試合を見ながらこの日のことだけ考えてました。やっと練習に合流できて本当にうれしいです」と神戸でプレーする喜びを語った。
また、サポーターに「皆さんに早く会いたいです。神戸に来られてうれしいです」とメッセージを送った、ボージャン選手。「今日から少しずつ良くなっていくと思います。常にチームメイトやクラブのために100パーセント尽くしたいと思います。日本は尊敬していますし、この日本にいる間はなるべく多く文化について学びたいと思います。初めてヴィッセルの試合に出場することを今は夢見ていますし、たくさんの試合に出場したいですし、特にホームで皆さんの前でプレーしたいです」と意気込みを述べていた。
ボージャン選手は早ければ5日(日)のJ1リーグ戦第24節(延期分)のサンフレッチェ広島戦(エディオンスタジアム広島)がデビュー戦の予定。