社会人として活躍する先輩たちは、いったいどんな就職活動を経験し、今日に至るのか。先輩社会人ロールモデルが、ラジオ番組でその実体験を語った。
ラジオ関西『就活応援番組 ネイビーズアフロのレディGO! HYOGO』8月20日の放送では、先輩社会人ロールモデルや就活中の学生をゲストに迎える「就活レディGO!」のコーナーに、カーエレクトロニクスメーカーの株式会社デンソーテン(神戸市兵庫区)から迎諒さんと梶山彩美さんが登場。番組パーソナリティーのネイビーズアフロ(みながわ、はじり)と津田明日香アナウンサー(ラジオ関西)を交えて、就活トークを展開した。
1920年に創立した川西機械製作所を源流に、神戸工業株式会社→富士通株式会社→富士通テン株式会社を経て、2017年に株式会社デンソーテンとなった同社。昨年、創業から数えて100年という節目を迎えた兵庫を代表する会社の1つで、主に通信型ドライブレコーダーやAIを活用したタクシー配車システム、ディスプレイオーディオ、ハイブリッド自動車の電子制御装置などの開発、販売を行っている。
同社のコネクティッド事業本部ICT技術部に所属し、「クルマとセンター(クラウド)を結ぶ(コネクトする)部署」で働く、迎さん。「情報とクルマと人をつなぐ仕組み、基盤やサーバーの構築」を担っている。
ただし、学生時代はプログラミングやWEBシステムの研究開発を行っていたため、「いま会社でやっていることとは(分野が)全然違う」とのこと。「当時は動くモノを作りたいと思っていたが、デンソーテンではお客様に提供するサービスを安定的に途切れさせることなく稼働させていく運用や保守が大切。それは社会人になってから分かったことのなので新鮮だった」。いまは「いろんな分野のエキスパートの集団で、刺激を受け、尊敬できる先輩がたくさんいる」同社で日々、業務に邁進している。
その迎さんが就活で苦労したのは、自己分析。
「あまり自分に興味を持たずに生きてきたので『何が好き?』『理想な自分像は?』といったことを考えることがなかなかできなかった」
「学生時代は、バンド活動ばかりやっていたため、他の方とどう合わせるかや、自分の音がバンドの中でどう混ざり合うかばかりを考え、自分のことを考えるより、他の方のことばかり考えていた」
それでも、自らを再認識するきっかけになったのは、就活担当教授からの一言だった。
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【放送音声】