【赤﨑】 それはあるかな、サッカーっぽいことを言っているような……。
【近藤】 あるある! たまに、サッカーのプレーのこととか言うとき、“変な表現”をするけど、そういうのもすごい好き。「そういうふうに見えているんだ」と思うから。リアルな、最初に思いついたことをパッと言えるのはいいこと。一般の人には伝わりやすいのかなと思うし。俺らの解説とかではありえないことだけど。
【赤﨑】 今まで、この番組に携わる前からテレビとかで(サッカーの)試合を観ていたんですが、そうすると解説者の人って、(サッカー)用語が多いじゃないですか。野球とはまた違った、独特なものがすごく多くて……。聴いていて流していますが、「じゃあ、あれなに?」といわれたとき、わからないなということが多いのは、結構感じていたことだったんです。
そういうの(サッカーの話)を岳登さんから聞きながら勉強して、そこからテレビとかでみると、「これや!」と(意味がわかる)いうのはあります。でも、そういう方って、私だけじゃなく、結構多いんじゃないかな。そして、私みたいな女性って、あんまりサッカーのことをわかっていないけど、試合を見に行くのは好き。(日本)代表戦とかまさにそう。
それくらい行きたい気持ちはあるけど、実際わからないことが多いとなると、わからないことを砕けて、こうやって番組を通して知らせていくことができれば、またぐっと(サッカーが)近くなり、楽しさが倍増するもの。この番組を通して、私自身もそれは感じます。だからといって、私の言葉があっているかといえば、そうではないのですが……。
【近藤】 ぶっちゃけ、サッカーが好きな人というのは、日本の人口でいうと、ごく一部。数パーセントじゃないかな。そうなると、俺らの言っている解説というのは、その人たちのために言っていること。いくらわかりやすくといっても、(一般の人には)わかりやすくないもん。
【赤﨑】 そう、実はわかりやすくない。突拍子のない言葉が出てきたりするの、サッカー用語って。話を聞いても「はい?」「なんでそうなるのかな?」とか……。
【近藤】 「ボールをコントロールする」というのも、サッカーを知らないと、ちょっと意味がわからないもの。ひかも、わかんないでしょ?
【寺田】 うーん……。