2021年7~8月のマリンレジャーシーズン期間中、近畿・四国での水上オートバイの事故が大幅に増加、14隻にのぼった(昨年同期比+11隻・人身事故は2人)。
また、プレジャーボートなどの小型船舶の事故を含めると69隻となった(+4隻) 。なお死者は6人(+1人)、負傷者は27人(+3人)。
近畿・四国の7府県(兵庫・大阪・奈良・和歌山・滋賀・徳島・高知)の海を管轄する第五管区海上保安本部によると、 事故増加の原因として梅雨明けが昨年(2020年)より 10 日以上早く、天候に恵まれたため、マリンレジャー活動が活発になったことが挙げられるという。
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■7月21日、兵庫県明石市沖で、同じグループで水上オートバイ2隻を航行していたところ、このうち1隻が急に針路を変えたため、もう一方に衝突した。仲間の水上オートバイの位置を把握しないまま 、急に針路変更したために起きたとみられ、2隻の操縦者は、それぞれ首を骨折するなどした。