キューバ危機回避に大きな役割を果たした「運び屋」を描く カンバーバッチ主演『クーリエ』レビュー | ラジトピ ラジオ関西トピックス

キューバ危機回避に大きな役割を果たした「運び屋」を描く カンバーバッチ主演『クーリエ』レビュー

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 CIAのエミリーに関しては実在の人物ではなく、何人かのCIA捜査官のキャラクターをミックスした上で、つくり出したという。

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 本来この作戦に関わった捜査官は全員男性だったが、今の時代にこのストーリーを語るうえで、「女性にした方が面白くなる」という、脚本・製作総指揮のトム・オコナーのアイデアで、われわれ女性もさらに感情移入してストーリーを追うことができた。

 監督は多くの舞台演出でも高い評価を得ているドミニク・クック。

 政治史の闇に葬られた男たち、同時に女たちのヒューマンドラマとしても感動のスパイ・サスペンスだ。(増井孝子)

※ラジオ関西『ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!』、「おたかのシネマdeトーク」より


◆『クーリエ:最高機密の運び屋』
9月23日(木・祝)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

配給・宣伝:キノフィルムズ

出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー

監督:ドミニク・クック
2021年|イギリス・アメリカ合作|英語・ロシア語|カラー|スコープサイズ|5.1ch|112分|原題:THE COURIER|G
提供:木下グループ

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【公式HP】

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