「相手を2人かわして、足を振ったからね! (フェイントで)足を止めるならわかる。だから途中までは本当に打つつもりでいたのよ。でも目の前に敵が入ってきたから『これ打っても当たるわ』と思って、自分でどうにか足の振りの軌道を変えているよね、(空振りして)ボールに当たらなかったんだもん。で、そのまま流して、(もう一度シュート体制に入り)左足で普通に流しこむって! とんでもない!!」
Jリーガー時代、ヴィッセル神戸などでDFとして活躍していた近藤でも、伊藤選手のシュートフェイントにはひっかかると話す。
「(DFの)俺がもしINAC神戸と対決したとしても、あのシーンでは(伊藤選手のフェイントに)完全にだまされている。『はい止めれる~』って、(千葉LのDFのように)滑っている。絶対にシュートを打つ体勢だったから。DFって、キックフェイントするのかシュートするのか、けっこうリアルに分かるのよ。下手だったらばればれなの。でもあの振りをされたら絶対滑る! 何回でも言う、もうびっくりした! おじちゃん! 俺が伊藤選手だったらと考えたところ、(シュートフェイントのときに)絶対肉離れしている(笑)。それぐらい筋肉の微妙な変え方、すごかったよ~! もうほんとそんな感じ!!」と、興奮が止まらない様子の近藤。
同番組でともにパーソナリティーを務める赤﨑夏実、ゲスト出演していた宮川陽香とともに、伊藤選手のゴールをはじめ、INAC神戸の2連勝にトークを弾ませていた。
なお、INAC神戸は次戦、10月2日(土)にAC長野パルセイロ・レディースとアウェイの長野Uスタジアムで対戦する。キックオフは午後3時。