宝塚歌劇団星組の極美慎 『柳生忍法帖』で憧れのヒール役 「難しいけれど楽しい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団星組の極美慎 『柳生忍法帖』で憧れのヒール役 「難しいけれど楽しい」

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 宝塚歌劇団星組の極美慎が、10月4日に放送されたラジオ関西の番組『ビバ!タカラジェンヌ』(月曜午後8時~)に出演。宝塚大劇場公演「宝塚剣豪秘録『柳生忍法帖』」、「ロマンチック・レビュー『モアー・ダンディズム!』」について、役への思いや見どころを語った。

『柳生忍法帖』は山田風太郎の時代小説が原作。今回、極美は会津七本槍の一人、香炉銀四郎に扮している。パーソナリティーの小山乃里子から「ニヒルに笑って人を斬っているね」と言われると、「ヒール役にはすごく憧れていた。エネルギーの出し方が違うと稽古段階から感じていて、難しくもあったけれど楽しかった」と話した。

 演出家の大野拓史氏からは「瀬央ゆりあが演じる漆戸虹七郎と銀四郎の2人は、熱量で暴れて攻めるのではなく美しくとどまってほしい」と求められたといい、「その中でも瀬央さんのテイストと違いを出すためにはどうしたら良いかと、映画や漫画、原作などを参考にして作っていった。顔の傷は原作どおりセンターにつけたいと自分で決めて、メイクも自分でしている」と役作りのこだわりを明かした。

『モアー・ダンディズム!』は、作・演出の岡田敬二氏が1990年代から手がける″ダンディズム”シリーズ″第3弾。極美は「岡田先生から『プロローグの歌詞にすべての思いが託されているから、歌詞の意味を理解しなさい』と言われた」とのエピソードを紹介。自身が出演する見どころシーンに「ゴールデン・デイズ」(オペレッタの名作『The Student Prince』の楽曲)の場面を挙げた。「軍服を着てショーに出られるのがうれしい。品良くロイヤルに踊れたらと思ってやっている」と意気込みを語った。

 なお、星組宝塚大劇場公演は11月1日(月)まで上演予定。


ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ | ラジオ関西 | 2021/10/04/月 20:00-20:30

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