明智光秀の仕掛けた戦いに立ち向かった「丹波の赤鬼」と「黒井城」 『歴パ!ひょうご地域遺産バトンリレー』(7) | ラジトピ ラジオ関西トピックス

明智光秀の仕掛けた戦いに立ち向かった「丹波の赤鬼」と「黒井城」 『歴パ!ひょうご地域遺産バトンリレー』(7)

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◆おすすめスポット
丹波市春日町「夢の里やながわ」

夢の里やながわ店内

 もともとは、製茶や特産品の加工をしていた「やながわ」。「もっと多くの方々に地元丹波の特産品のおいしさを知ってほしい」との思いから、スイーツの製造販売を手掛けるようになる。

 自慢のスイーツの1つが、「丹心バウムもち米 黒豆きな粉」。バウムクーヘンに本来多く使うはずの小麦粉は一切使用せず、丹波産モチ米を米粉にしたものを使っているのが特徴。丹波の特産品「丹波黒大豆」を使ったきな粉を使用。口の中に入れた瞬間、最初に黒豆きな粉の風味が広がり、ひと口かんでみると、今までのバウムクーヘンでは味わったことがないような、弾力のあるモッチモチの歯ごたえが印象的だ。さらにかみ続けると、丹波のもち米の甘さと風味、また、バターの香り豊かなおいしいさも堪能できる。

 平成25年度「丹波すぐれもの大賞」受賞、平成26年度「五つ星ひょうご」認定もうなずける逸品だ。

丹心バウム

 もう1つのおすすめは、「和のモンブラン」。四角いお弁当箱に日の丸弁当、真ん中の梅干しが丹波栗。言葉で伝えようとするとそんな表現がぴったりなビジュアルが特徴的。秋の販売シーズンになると遠方からも買い求めに来る人がいるなど、朝から列ができるほどの人気商品だ。

 栗は、丹波の農家が収穫し、地元民が鬼皮をむいて加工。このモンブランの中央に乗っている渋皮煮やそぼろ状のペーストは多くの丹波の人の笑顔に包まれ、手で磨かれて加工されている。これこそが丹波の心がつまった栗。「私たちはそんな『丹波の心』がつまった栗を、和のモンブランに加工しているだけなのです。この和のモンブランを通じて、丹波の心を伝え、そして後世に残していきたい」と社長の柳川拓三さんは話す。


【兵庫県公式観光サイトHYOGO!ナビ】
【文化庁日本遺産ポータルサイト】

「歴パ!ひょうご地域遺産バトンリレー」アーカイブ記事


◆『歴パ!ひょうごの地域遺産バトンリレー』 2021年9月25日放送分

 

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