選挙の「公示」と「告示」 違いを説明できますか? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

選挙の「公示」と「告示」 違いを説明できますか?

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 新しい内閣が発足して、衆議院選挙の日程が決まりました。10月19日に公示、31日に投票が行われます。

 自治体によっては、首長選挙や議会議員の補欠選挙などもありますので、職員の方は大変です。神戸市でも市長選挙が衆院選と同じ日に投票が行われます。こちらは17日の告示です。

 いま、気づいた方もおられると思いますが、選挙には「公示」と「告示」の2つの言葉があり、それぞれ使い分けられています。

 まず「公示」。新明解国語辞典(三省堂)によりますと……、

「政府・公共団体などが、知らせるべき事柄を一般の人に示すこと。『衆議院議員選挙がーされる』」とあります。

 一方の「告示」は(同辞典から)……、

「国家や組織・団体などが、それに属する人びとに、命令・要望・訓戒や新たに決めた事柄などを広く知らせること。また、その命令など。」

 このように「公示」と「告示」は、実は使い分けられています。

「公示」が主に使われる衆議院などの選挙は、国事行為とされています。日本国憲法の第7条には、

LINEで送る

関連記事