予備知識なしで見るべき 映画『そして、バトンは渡された』 永野芽郁・田中圭・石原さとみ出演

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 永野芽郁主演、田中圭がやさしい父親、石原さとみが“やさしい悪女”を演じる、映画『そして、バトンは渡された』が10月29日(金)、全国公開です。

 物語の始まりは、複雑な家庭環境の親子2組の暮らしを描くシーン。ふた家族の生活する様子が交互に展開します。

 まず、血のつながらない父と娘。

 高校生の優子。血のつながらない親に育てられ、4回も苗字が変わりました。料理の上手な義理の父親と2人で生活しています。

 優子は父親のことを森宮さんと呼びます。

「どうして森宮さんは再婚しないの?」

「そりゃ、優子ちゃんを嫁に出すまでは父親としての使命を全うしなきゃさ」

サブ1s

 森宮さんは、子どもに栄養をつけさせるのは親の務め、として優子に毎日弁当を持たせています。優子は、将来の進路や友達との関係など不安や悩みを抱えています。卒業式の合唱でピアノ伴奏に選ばれて、ピアノの練習を重ねる日々を送っています。

 もう1組は、血のつながらない母と娘。

 自由奔放に生きるシングルマザーの梨花。夫を何回も代えてきた魔性の女です。泣き虫の娘・みぃたんに愛情を注いで暮らしています。

「ねえ、みぃたん、私みたいなママがいたらうれしい?」

「うん!」

サブ2s

 ところが梨花はある日突然、娘を残して姿を消してしまいます。

 ある日、優子に荷物が届きます。開封すると、箱の上に手紙が添えられていて、こう書かれています。

“実は、あなたに伝えておかなければならないことがあります”

サブ3

 これをきっかけに登場人物たちの人生が複雑に交わり、物語が大きく動き始めます……。

 原作は、2019年に本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの小説です。

 主人公の優子を演じるのは原作の大ファンで「この役は絶対に自分が演じたい!」と願っていた永野芽郁。優子の義理の父親は田中圭。優子が存在を気にしている男子生徒は岡田健史。

サブ4

 奔放なシングルマザー・梨花を演じる石原さとみは、初めての母親役です。目的のためには手段を選ばない、魔性の女性。難しい役柄を演じています。

 梨花の娘・みぃたんは子役の稲垣来泉。梨花とみぃたんに大きく関わる役柄を市村正親と大森南朋が演じます。

 映画と原作では、ストーリーの組み立て方が違います。後半からクライマックス、ラストシーンにかけて描かれるエピソードは驚きの連続。映画館へ行く人のためにストーリーの詳しい説明はしないでおきます。

 代わりとして前田哲監督の言葉をお伝えしましょう。監督は、ふだん厳しい毎日を過ごしているとつい忘れがちな気持ちを思い出してほしいとして「映画を見終わったあと、自分の身近にいる大切な人を見つめて、受け入れて、甘えさせる余裕を持ってもらえたら嬉しいです」と話しています。

 予備知識なしで観てください。ミステリー作品ではありません。やさしい家族の物語。『そして、バトンは渡された』は、10月29日(金)公開。(SJ)

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◇映画 『そして、バトンは渡された』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。

キャスト:
永野芽郁 田中圭 岡田健史 稲垣来泉 朝比奈彩 安藤裕子 戸田菜穂 木野花
石原さとみ / 大森南朋 市村正親

原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫 刊)
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
インスパイアソング:SHE‘S「Chained」(ユニバーサル ミュージック)

配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会


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