「そばめし発祥の店」 神戸・長田の名物を生んだ「お好み焼き 青森」 “地ソース”との相性がバツグンです | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「そばめし発祥の店」 神戸・長田の名物を生んだ「お好み焼き 青森」 “地ソース”との相性がバツグンです

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

この記事の動画を見る

 JR「新長田」駅からまっすぐ南へ進み、阪神高速道路3号神戸線の高架をくぐって、1つ目の信号を東へ。しばらく歩くと見えてくるのが、1957(昭和32)年創業、60年以上続く昔ながらのお好み焼き屋さん「お好み焼 青森」。3代目店主の青森功樹さんと、青森さんのお母さま・たけのさんが営むアットホームなお店です。

001
「お好み焼 青森」

 この「お好み焼 青森」は、そばめし発祥の店として有名。きっかけは、先代のおばあさまの時代。近くで働いていた工員が持ってきた冷やご飯と注文された焼きそばを、時間短縮のため一緒に鉄板で温めたことが始まりだそうです。

 お店では早速、「すじそばめし」を注文。ご飯とそばから始まり、天かす、牛すじ、キャベツと、猛スピードで刻まれていく具材たち。牛すじはミンチにされており、これも先代のおばあさまが、食べやすいように細かくしようと考案されたのだとか。店主の華麗な手さばきに見とれること約3分。あっという間に「すじそばめし」が完成。

002
「お好み焼 青森」の、「すじそばめし」

 モクモクと湯気を立てながら出てきた「すじそばめし」は、しっかりとソースが全体にかかり、青のりがまぶされた昔ながらのスタイル。具材は完璧に米ひと粒サイズに刻まれていました。仕上げに地ソースである「ばらソース」をたっぷりかけてくれるので、ソースのいい香りが食欲をそそります。

 口に入れた瞬間、パラパラパラ……と。「お好み焼 青森」のそばめしは、その食感が特徴です。ふんわり感を残しつつ、まるで炒飯のような軽やかさ。「そばめしはベタッとしているもの」というイメージを完全に覆されました。

 牛すじから出るうま味が全体に広がり、ソースとの相性も抜群! たまりません。あっさりとしていて食べやすく、飽きのこない味わいに、一度食べたらとりこになること間違いなし!

003
アットホームさを感じる「お好み焼 青森」のメニュー

 数あるメニューの中には、常連客の名前をつけたものもあるそうです。地元にこよなく愛される名店「お好み焼 青森」皆さんもぜひ行ってみてください!


♦「お好み焼 青森」
神戸市長田区久保町4丁目8-6
(JR「新長田」駅より徒歩5分)
電話 078-611-1701

営業時間
・ランチ  11:30~14:30
・ディナー 17:00~22:30 
※2021年10月時点=17:00~21:00(アルコール類の提供は20:30まで)
定休日 火曜

笑福亭鉄瓶のまんてんラジオ (2) | ラジオ関西 | 2021/10/18/月 11:00-12:00

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事