兵庫・播磨の“小京都”&“しょうゆのまち”たつので味わう、ぜいたく寿司「SUSHI&VEGETABLE 心」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫・播磨の“小京都”&“しょうゆのまち”たつので味わう、ぜいたく寿司「SUSHI&VEGETABLE 心」

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 たつのはしょうゆ(醤油)産業が盛んな町。その地元産のしょうゆをベースに、カツオと昆布でだしを取り、白だしと割ったこだわりの「自家製だし醤油」を使用。それだけではありません。シャリには酒粕を原料に熟成させた「赤酢」が使われており、砂糖を極限まで減らすことによってヘルシーでまろやかな江戸前寿司に仕上がっているのです。

 さらに特筆すべきは古民家を改装した落ち着いた雰囲気の店内。三軒お店が連なる町屋づくりで、入り口付近は軽くお酒と寿司がいただけるバーカウンターがあり、奥に進むと中庭をみながらゆったりくつろげるテーブル席が広がります。「築何年か分からないくらいの長屋だったんです。漆喰も柿渋も自分で塗りました。その工程が楽しかった!」(藤原さん)

 気候のいい時期にはテラスで音楽を聴きながら食すもよし、はす向かいにある一棟貸しの古民家ホテル「KURASU」への出張寿司も可能です。

 加西市出身の藤原さんは進学を機に上京、飲食関係の仕事をしていましたが、8年前に兵庫県宍粟市のNPO法人「ひまわりの家」の活動に興味を持ち、仕事を辞めて移住。飲食を軸にした障がい者支援活動をつづけていくうちに、西播磨エリアの縁が広がりました。

 2年前にこの物件の話や若者らのユニークな活動に出会い、それまで宍粟市で展開していた店舗をたつのに移すことに。今では人と人をつなぐ、たつのの「キーパーソン」の1人です。

 この秋からたつのには醤油蔵を改装した「ゐの劇場」がオープン。11月3日~28日までアート・映像・能・演劇・パフォーミングなど多様な芸術に出会える「たつのアートシーン2021―情緒と彩りの芸術文化祭―」も開催されます。

「『たつの』は人が集まる場所。ただただ歩いているだけで毎日が楽しい!」と藤原さん。この秋は「心」づくしが味わえるまち、たつのを訪れてみては。


◆「SUSHI&VEGETABLE 心」
兵庫県たつの市龍野町川原町151-1
営業時間 11:00~22:00
定休日 木曜ほか
電話 080-2255-0276
(※3日前までの予約がおすすめ)
【公式HP】

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谷五郎の笑って暮らそう (3) | ラジオ関西 | 2021/10/19/火 12:00-13:00

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