ヴィッセル神戸、期待の助っ人が相次いで負傷し帰国へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ヴィッセル神戸、期待の助っ人が相次いで負傷し帰国へ

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は12日、ブラジル人FWドウグラス選手(33)が、ケガの治療のためブラジルに一時帰国すると発表した。

 ドウグラス選手は11月3日にノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田生命J1リーグ第34節のベガルタ仙台戦で負傷。神戸市内の病院で検査を行った結果、左長内転筋肉離れと診断された。全治は6週間の見込み。なお、今季のJ1では21試合出場、7得点を記録している。

 ドウグラス選手はクラブを通じてコメントを発表。「ケガの回復に長期間必要で治療のためにブラジルに行きます。今シーズンはもうプレーできなくなりました」と無念の思いを吐露しつつ、「僕は仲間たちを信じ応援しています。必ずACL出場権を勝ち取り、今年の目標を達成するでしょう。今シーズンのご支援ご声援心から感謝いたします。ありがとうございました」と述べている。

ドウグラス選手 ※撮影は2021年7月(Photo by T.MAEDA)

 なお、ヴィッセルでは元スペイン代表FWボージャン・クルキッチ選手(31)も10月24日にJ1第33節、名古屋グランパス戦で負傷。右ハムストリング(大腿二頭筋)肉離れと診断され、治療のためスペインに一時帰国している。全治は8週間の見込み。今夏に加入したボージャン選手はリーグ戦6試合1得点という実績を残している。

 ボージャン選手も7日にクラブを通じてコメントを発表。「チームメートといい関係が築け、自分自身もコンディションが上がってきていたなかでケガをしてしまい本当に残念な思いです。しかし、サッカーとケガは切り離せないものなので、今は頭を切り替え治療とリハビリに専念しています。残りシーズンの試合出場が難しい中、メディカルやクラブ関係者と協議の上、自国に返って復帰にむけたトレーニングをしていくことが最善の選択だという結論に至りました。来シーズン、必ず今よりも強くなって帰ってきます。チームメートが今年の目標達成にむけて戦い抜いてくれることを信じて、場所は離れていても皆さんと心を1つにして応援します」と思いを語っている。

 ヴィッセルは現在、J1で3位(勝点67)。4位の鹿島アントラーズ(勝点62)とは勝点5の差をつけており、今シーズンの残り3試合で2勝すれば、アジアの舞台・ACL(AFCチャンピオンズリーグ)出場権が獲得できる3位以内が確定する。

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