開業5周年を迎える明石の新たなランドマーク『パピオスあかし』 今年のクリスマスツリーはバージョンアップ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

開業5周年を迎える明石の新たなランドマーク『パピオスあかし』 今年のクリスマスツリーはバージョンアップ

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 JR明石駅と山陽電車の山陽明石駅のすぐ南側に位置し、今や明石のランドマークとなっている『パピオスあかし』は、今年開業5周年を迎える。2016年12月、明石駅前地区におけるにぎわいづくりの核施設としてオープン。入館者数は初年度が690万人、2年目は760万人、3年目には820万人と年を重ねるごとに増え、一昨年からのコロナ禍にあっても年間平均600万人もの人が利用している。

パピオスあかし

 各フロアには日々の暮らしに欠かせない多彩なサービスが揃う。駅からもアクセスしやすい1~3階にバラエティに富んだ飲食店や大型書店が入り、また3階には7つの医療施設が並ぶクリニックモールも。2階には天候を気にせずイベントが実施できる屋内スペース「あかし市民広場」、さらに4~6階はあかし市民図書館を始め、親子交流スペース「ハレハレ」を中心とした「あかしこども広場」、各種行政手続きが行える「あかし総合窓口」などの公共施設となっている。

パピオスあかしには、「あかし市民図書館」や「あかしこども広場」、「あかし総合窓口」なども入っている

 幅広い世代のニーズに応えるサービスが充実し、市民に愛される場となっている『パピオスあかし』だが、パピオスあかし管理組合法人室長・喜田耕史さんは「何度訪れても楽しく、また行きたいと思える魅力づくりに日々取り組んでいる」と話す。現在企画を進めている真っ最中なのが、毎年見る人を楽しませているクリスマスツリー作りだ。

 これまでのクリスマスツリーは単色のライトが点滅する仕様だったが、今年は記念すべき5周年。光の色のバリエーションを増やし、大きくバージョンアップを予定している。「まずは医療従事者の方への感謝も込めた、パピオスカラーのブルー一色からスタート。次に今、明石市でも推進しているLGBT政策を表すレインボーを表現。最後はにぎやかなクリスマスカラーを検討中」と喜田さん。

パピオスあかし、過去のクリスマスツリーより

 点灯時間の1サイクルを約2分間とするのもこだわりの1つだ。多くの人が行き交う駅前広場のため、1回の点灯時間が長いと通行者が立ち止まり混雑する可能性がある。そこで、歩きながらでも見やすい時間を検討し、2分程度がベストと考えた。「実は駅のホームから眺めるツリーもおすすめ。電車に気を付けつつ、ぜひ見てもらえたら」。

写真左から、パピオスあかし管理組合法人室長の喜田耕史さん、レポーターの嵐みずえ

 今年はあかし市民広場が新型コロナウイルスワクチン接種会場となっているため、恒例のクリスマスツリー点灯式は11月20日(土)午後5時からオンラインで開催する。パピオスのツリー点灯では、来場者全員で唱える“おまじない”「パピオスパピオスメリークリスマス」が恒例。今年はたくさんの市民が協力し、この言葉を唱える動画を事前収録したうえで、オンライン会議システムの画面のように大型ビジョンに映し出す予定だ。クライマックスでは明石のご当地アイドル「YENA☆(イエナ)」の掛け声とともに点灯し、2021年のクリスマス、そしてパピオスの5周年を祝う。当日の模様はYouTube(「YENA☆ イエナ」チャンネル)でライブ配信されるほか、明石ケーブルテレビでも見ることができる。


※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』2021年11月11日放送回、「嵐みずえの素敵な明石!!ここ」より

◆パピオスあかし
兵庫県明石市大明石町1丁目6-1
【公式HP】

◆パピオスあかし クリスマスツリー点灯式(オンライン開催)
2021年11月20日(土)17:00~
YouTube「YENA☆ イエナ」チャンネルにてライブ配信(アーカイブで後日視聴も可能)

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