年末の交通事故防止運動は12月1日(水)~12月10日(金)までの10日間。慌ただしくなる年末、歩行者妨害や飲酒運転による交通事故も増加傾向に。《※記事中の一部写真では、撮影のため一時的にマスクを外しています》
兵庫県警・交通企画課によると、兵庫県内の交通事故件数は、12月1日現在の速報値で 1万5432件(前年同期比 -242件)。死者は99人(同+7人)、負傷者は1万8225人(同 -306人)。
交通事故防止運動に合わせ、兵庫県警・甲子園警察署の一日警察署長に、地元・西宮市の武庫川女子大学・短期大学に在学する東京五輪・体操女子日本代表(団体5位)・杉原愛子と、女子シンクロ高飛び込み日本代表(6位)・荒井祭里両選手が委嘱され、啓発キャンペーンを行った。
杉原選手は短期大学部の健康・スポーツ学科2年、荒井選手は大学の健康・スポーツ科学科3年。
2人は兵庫県警のツイッター、フェイスブック、ポスターのモデルにも起用。「制服を着て制帽をかぶり、競技とは違う緊張感の中での撮影は楽しかったです。ポスター撮影と比べて、動画撮影はメッセージを覚えるのが大変で、5、6テイクとやり直しをしました」と苦笑い。しかし「最後は息もぴったり」と振り返った。
■「ルールとフェアプレー」オリンピアンが発信、競技も交通安全も思いは一緒