コロナ禍からの挑戦 「スポーツに関わる仕事で周りを笑顔に」新規ECサイトを立ち上げた企業の思い | ラジトピ ラジオ関西トピックス

コロナ禍からの挑戦 「スポーツに関わる仕事で周りを笑顔に」新規ECサイトを立ち上げた企業の思い

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 イベント関係のプロモーションや求人広告のほか、カプセルトイ・生活雑貨などのECサイトを展開する大阪の企業が、新たな挑戦に取り組んでいる。

 大阪市淀川区の株式会社ACTマーケティングが、新たに着手したのは、スポーツ用品。ECサイト『ジマ・スポーツプロモーション1975』をこのたび立ち上げた。現在は主にグローブやバットなど野球用品を扱っている。

『ジマ・スポーツプロモーション1975』より

「今はコロナ禍で人々の需要が変わりつつあるなか、『コロナが収束しても永久に続くものってなんだろう?』と考えた結果“スポーツ用品”だと思いました」と、新事業立ち上げの理由を語るのは、同社の専務取締役営業統括本部長の岡嶋正明さん。

 当初は実績がなく、各野球用品メーカーに断られることもあったという。そんなときに新型コロナウイルス感染症が流行し、売り上げに伸び悩んでいたメーカーに再度提案したところ、今回のECサイト立ち上げが実現した。

 今や数多く存在するECサイトの中で『ジマ・スポーツプロモーション1975』はどのような差別化を図っているのか。「主に小学生など初心者に向けたサイトであることを意識しています。野球を始めたばかりの頃は、何から買えばいいか分からない、なんてこともあると思うので……応援サイトのようなイメージで運営しています」というのは、担当者の兵頭史也さん。グローブやバットといった用具の他にも、レトルトカレーやラーメンといった商品も並ぶ。

「スポーツをするお子様がいるご家庭だと、送り迎えや洗濯、食事の用意など大変なことが多いと思うんです。そこで、スポーツをする子どもたちだけでなく、保護者の方も支えられないかと考え、手軽に調理できるレトルトカレーやラーメンを販売することにしました」(兵頭さん)

 最近では、商品を紹介するYouTube動画も投稿するなど、時代に沿って挑戦を続けている2人。最後に、今後の展開については、「あまり知られていないメーカーさんや、良いものを作っていても売る場所がなく困っているメーカーさんに、売る場所を提供できるようにしたい。周りの方々を笑顔にできる仕事を続けたいです」(岡嶋専務)、「私自身ずっと野球をしていたので、それに関わる仕事ができるのは幸せなこと。自分が野球をしていたときに『あって良かった』と思った商品を、今後も紹介したいです」(兵頭さん)と意気込みをコメント。スポーツプレーヤーだけでなく、スポーツ関連企業にも貢献したいという熱意を語った。

写真左から、フリーアナウンサーの田中大貴、株式会社ACTマーケティングの兵頭史也さんと岡嶋正明さん、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家) ※撮影時にマスクを外して対応 (写真:ラジオ関西)

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2021年11月29日放送回より


『ジマ・スポーツプロモーション1975』

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としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2021/11/29/月 19:30-20:00

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