サッカー・J1のヴィッセル神戸は、2021シーズンの印象に残るシーンを集めて切手にデザインした特別仕様の「ヴィッセル神戸2021ベストシーンフレーム切手」を、9日から300枚限定で、神戸・三宮にあるクラブオフィシャルショップ「THE VISSEL」（ザ・ヴィッセル）で販売する。8日にノエビアスタジアム神戸で行われたお披露目式では、チームを代表してヴィッセル神戸DF菊池流帆選手が登場。記者会見で「まさか自分が切手になる日が来るとは思わなかった」と、チームのムードメーカーはにこやかに語った。
キャプテンのMFアンドレス・イニエスタ選手や、主軸のMF山口蛍選手、7日に発表された「キリンチャレンジカップ2022」（2022年1月21日開催）の日本代表にも名を連ねたFW大迫勇也選手やFW武藤嘉紀選手らとともに、ヴィッセルのメモリアル切手に登場した菊池選手。J1リーグ戦で37試合5得点というキャリアハイの記録を残したように、今年は守備の中心選手として大車輪の活躍を見せ、2021Jリーグ優秀選手賞を受賞。その功績が切手としてもクローズアップされた形になった。
菊池選手がフィーチャーされたのはJ1第7節のベガルタ仙台戦でゴールを決めたあとにうれしさを爆発させたポーズ。「髪も銀髪だったので、すごく印象深い」。そのほかにも、「フェル（トーマス・フェスマーレン）がゴールを取ったときに自分がゴールを取ったように喜んでいるのが印象的」というように、自身のシーンを含めて、10点中4点でクリムゾンレッドの17番が登場。「いいシーンに映りこむのは、僕の得意技なんで」と、真っ先にチームメイトと喜びを分かち合う姿も必見だ。
「なかなかないものなのですごい貴重だなと思います」と、感無量の菊池選手。「僕、意外と切手を使うので、むちゃくちゃ（たくさん）使いたい！ 自分のものを使う？ もちろんです！」と、今回の切手に愛着もわいているよう。その思いからか、「100枚くらい譲ってほしい（笑）」、「300枚は少ないかな。追加してもらいたいな……3万は欲しい！」とリクエストも。また、仙台戦以外の印象的なシーンで、もし切手に追加するならという質問には、「川崎（フロンターレ）戦で決めたゴールのときのものは使ってほしかったなと思います」と、J1第5節でアディショナルタイムに決めた劇的同点弾をピックアップしていた。
「ヴィッセル神戸2021ベストシーンフレーム切手」は、1シート（84円切手×10枚）で2,500円（税込）。300枚限定で、12月9日（木）午前11時から、「THE VISSEL」で限定販売される。
【THE VISSEL限定】ヴィッセル神戸 2021 ベストシーン フレーム切手販売のお知らせ（ヴィッセル神戸 公式HPより）
