0系新幹線の運転席や名車ぞろいのバイクも… 「Kawasaki」のテクノロジーを体感できる博物館とは | ラジトピ ラジオ関西トピックス

0系新幹線の運転席や名車ぞろいのバイクも… 「Kawasaki」のテクノロジーを体感できる博物館とは

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 神戸・元町の海側、メリケンパークにある企業博物館「カワサキワールド」(神戸市中央区)。そのコンセプトは、テクノロジーを「見て、触れて、楽しく体験」。

 館内の「モーターサイクルギャラリー」では、川崎重工のブランド「Kawasaki」の往年の名車からレース車、最新機種まで、約30台のバイクがずらりと展示されている。実際に触ったりまたがったりできる体験コーナーがあり、カワサキワールド内は全エリア撮影自由。ライディングポーズでの記念撮影も可能だ。

 人気は、サーキットを模擬走行できるライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」(※身長制限:140cm以上)。目の前のスクリーンには、実際のサーキットにおいてライダー目線で撮影された臨場感あふれる映像とサウンドが流れる。左右に傾くバイクにまたがって車体を動かしていると、あたかもサーキットを走っている気分を味わえる。

 一方、「陸のゾーン」では、0系新幹線・先頭車両の実物を展示。客室の座席や運転席に腰掛けることができる。この0系新幹線の先頭車両は相当な大きさがあるが、設置するために博物館の壁を一部壊し、搬入するための入口をつくった上で専用の機械で牽引したそうだ。また、陸のゾーンでは鉄道模型ジオラマを自由に操作したり、懐かしいゲームセンター版の「電車でGo」で遊ぶこともできる。

(写真提供:川崎重工業株式会社)

 また、「海のゾーン」では、船舶の進水式や新幹線・航空機などができるまでの様子が迫力のある画面で紹介されている。ゲームコーナーもあり、遊びながらジェットスキーの操作を体験することが可能。ちなみに、「ジェットスキー」は水上バイクの代名詞のように使われているが、カワサキの登録商標だ。

(写真提供:川崎重工業株式会社)

 そして、「空のゾーン」では大型の川崎バートルKV-107II型ヘリコプターの実物を展示。機内に入ることができ、操縦室も見ることができる。こちらは前部胴体と後部胴体を切り離し、高さ4.3メートルの入口から入れられるようして搬入したという。他にも、セスナ機を操縦して神戸空港での離発着を体験できるフライトシミュレーターもあり、パイロット気分が味わえるということで、こちらも人気のエリア。

(写真提供:川崎重工業株式会社)

「陸」「海」「空」それぞれにおいて体験ができる「カワサキワールド」。子どもだけでなく、大人も十分に楽しめる展示内容となっている。屋内施設で寒さ暑さを気にせず過ごせる場所なのもうれしい。神戸の名所の1つといっても過言ではないだろう。


◆カワサキワールド
兵庫県神戸市中央区波止場町2番2号(神戸海洋博物館内)
料金 大人900円、小人(小・中・高)400円
※カワサキワールドの入館料は、神戸海洋博物館の入館料に含まれる
開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜(祝日の場合は、翌日に休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
【公式HP】

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