焼鯛、明石焼、正月に欠かせない「もち」…“海のまち”明石の名物商店街 年の瀬に寄ってみたいお店3選 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

焼鯛、明石焼、正月に欠かせない「もち」…“海のまち”明石の名物商店街 年の瀬に寄ってみたいお店3選

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 明石焼のおいしい食べ方といえば、調味料などで味を変えて楽しむ「味変」。店には一味唐辛子・ソース・抹茶塩の3種類を常備しており、客は好きなタイミングで味変ができる。珍しい抹茶塩は、ひと振りで明石焼があっさりとした風味に変化するといい、ここでしか味わえない「新しい明石焼」も堪能できる。

「あかし多幸」の明石焼

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◆明石銀座商店街
 国道2号「明石駅前」交差点の南側にあるのが、「明石銀座商店街」。東西両側に約30店舗が並ぶ。

【やわらかふんわりな「もち」に魅力…「朝霧堂本舗」】
 この地で大正2(1913)年に創業し、100年以上に渡り伝統の味を守り続けているのが、和菓子店「朝霧堂本舗」だ。一番の人気商品という「八房の梅」は求肥に紀州産の梅肉を練り込んだもので、1袋430円。梅の季節にもぴったりの菓子とあって、春先には特に購入する客が増えるという。

 そして、正月に欠かせない「もち(餅)」も定番商品の一つ。朝霧堂本舗のもちは粘りが強く、コシがあり、もち米のかぐわしい香りがする一品だ。粒あんを包んで焼いた「あんもち」(1個180円)は、もちそのもののおいしさが際立つ一品。4代目店主の森本晃司さんは「添加物を一切使っていないので、早く包まないと固くなってしまう。一方で、焼いてもどろっとした食感にならないのが特徴で、お客様に喜んでいただいている」と話す。手土産や年賀の品に重宝する銘菓はもちろん、焼きたて熱々のもちも味わっておきたい。

「朝霧堂本舗」、写真左から、朝霧堂本舗店主の森本晃司さん、『羽川英樹ハッスル!』(ラジオ関西)パーソナリティーの羽川英樹、森本さんの妻・麻友美さん

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 今回紹介した魚の棚商店街、明石銀座商店街を含めて、市内の商店街を取りまとめる明石市商店街連合会は、商店街の枠を超えて連携し、イベントを企画するなど地域の活性化にも取り組む。月に一度は各商店街の理事長が集まって会議を行い、現在は年始に劇場を会場とする催しを予定している。「商店街は季節を映し出す場所。訪れるお客様に『今年も年末年始がやってきたな』と感じてもらって、大晦日そしてお正月を楽しく過ごす買い物を満喫してもらえたら」(安原さん)。

 今年も年末恒例の大漁旗がアーケードにお目見えし、ますます活気づく魚の棚商店街。12月29日(水)・30日(木)・31日(金)の3日間は、各店の商品ラインアップも「お正月仕様」に。小売店は午前8時~9時頃、飲食店は午前11時に開くほか、店によっては早朝5時・6時開店というところも。一方、閉店は午後4時、午後5時で商品がなくなり次第閉まってしまう場合もあるので、日中の早い時間帯に出かけるのが安心だ。


※ラジオ関西『羽川英樹ハッスル!』2021年12月2日放送回、「明石市商店街特集」より

【明石市商店街連合会HP】
【魚の棚商店街HP】
【明石銀座商店街HP】

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