そんな思いが久光さんを日本一周へとかき立てたそうです。
世の中はコロナ禍。ワクチンを打ちながら走り、緊急事態宣言が出ればその地に留まり、明けたら出発という繰り返し。資金が底をつきそうになればアルバイト。
久光さんは言いました。「行き当たりばったりと感じるでしょうけど、それが人生やと思います。一寸先は何が起こるかわかりません。先へ進むためにその場、その場で考えて行動していかなくては。この旅が、今を生きているという実感を教えてくれているような気がします」
姫路から明石までご一緒して「頑張ってや!」と見送ってから4か月。
その後、久光さんは京都から北海道までフェリーに乗り、東北、関東から静岡を経て12月23日に愛知県に到着。みごと47都道府県すべてを周りきり、日本一周を達成しました。