おっサンタ企画支援者からの大きな反響について、でっかいおっさんさんは、ブログに思いを書き記しました。原文のまま紹介します。
「ほんまに今回色んな人が支援を申し出てくれて、半分以上返信できてないねんけど、有名人とかいなくて、おっさんも含めてみんなその辺に普通におって普通に生活しているおっちゃん、おばちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、姉ちゃん、兄ちゃんやねん。そんな人たちが手元にある大切なお金を、何の見返りも期待できないのに、孫や我が子、甥っ子とか姪っ子ちゃうねんで(笑)、会ったこともない子ども達の笑顔にって贈ろうとしてくれてるねん。世の中は捨てたもんじゃない。改めてそう感じているおっさんです。」
身銭を切ってまで、どうしてそんなことをするのか? この問いにでっかいおっさんさんは、「売名行為や」と、冗談めかして言いながら、「このブログのお陰で有難いご縁を沢山いただいております。おっさんが頂いた恩や縁は誰かに少しでも返していけたらいいなと思っています」とブログにつづっています。
おっサンタ企画の募集ページには、「おっさんは人間の善意なるものを信じています。経済的に余裕な方は応募してこないでね」と書きつつも、どうしてもさまざまなメールが来るようで、受付メール仕分けのお手伝いをしていた友人は「疑ったり、なんでやねんって思うことも多くて、自分の心の汚さに嫌気が……」と、気力を失いかけてしまったそうです。そんな友人に、でっかいおっさんさんは明るく「騙されたら騙されたで自分の見る目を反省し、手間かかるんやったら手間かけてやったらいい。その分、自分も成長するから」と伝えたそうです。
そんな、兵庫県在住のでっかいおっさんさんは、5人の子ども(年少、小学1年、3年、4年、6年)を持つお父さん。ブログでは、家族の日常をつづったり、読者のお母さん方のお悩み相談に答えたりされています。少し謎めいているでっかいおっさんさんのプロフィールを尋ねると、驚きの経歴が次々と飛び出しました。
「漁師の資格は失効しましたが、保育士も僧侶も占い師も、選挙浪人もブロガーも大工も、全部ひっくるめて今のおっさんを形成しています。もともとカウンセラーになりたかったのですが大学院にまでいける学がなく、ない頭で考えたのが、保育士(子どものカウンセラー)、僧侶(年配者のカウンセラー)、占い師(その中間のカウンセリング)。この3つの力で、人生の全般カウンセラーなれるやん。これやん。ゆりかごから墓場までやん。これこそほんまのカウンセラーやん! って感じで今に至ります。」
なんと幅広い! そして……
「妻もブロガーで、イラストは全部妻が描いてくれています。何を隠そう、その才能を見つけ育てたのが、おっさんの占いとカウンセリングの力です。妻は『おっさんと出会ってなかったらどうなってたことか』と、よく言ってます。」