今年も大寒を迎えましたが、1月20日は「二十日正月」と言われます。
「二十日正月」は、新年の祝い納めとして仕事を休むという古くからの習わし。余ったお正月のごちそうやお餅を食べ尽くすことで実りへの感謝を表しました。(※参考文献:白井明大『日本の七十二候を楽しむ – 旧暦のある暮らし –』東邦出版)
いくつあっても食べられてしまうのが、お餅の怖いところ。そこで気になるのは体重。食事管理アプリ「あすけん」の栄養士・多田綾子さんに「お餅を食べても太らないコツ」を聞きました。
ポイントは「食べ合わせ」だといいます。「お餅は、食後の血糖値を上げる速度『GI値』が高く、糖分の吸収を早めます。その結果、体に脂肪がつきやすい」そうです。
またお餅の原料となるもち米は、普通のお米よりもカロリーが高いということを知っていましたか? それなのにお餅は、ご飯と違っていくつも食べられてしまいますよね。体重が増えるのも無理はありません。
では、どうすれば……?
その方法が「食べ合わせ」だといいます。GI値を下げる効果を持つ食材とお餅を一緒に食べることで、血糖値の上昇速度を緩やかにし、これで体重増加を抑えるというのです。
多田さんがおすすめする「お餅と一緒に食べても太りにくい食材4選」は、次のとおりです。