女優の武田梨奈が、22日に放送された冠ラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)で、主演ドラマ『ワカコ酒Season6』(BSテレ東)のエピソードを語った。
「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(26歳)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能するドラマシリーズ『ワカコ酒』(以上、『ワカコ酒Season6』公式ホームページより一部引用)。武田はその主人公を23歳のときから演じ、この1月からスタートしたシリーズ6作目でも、多彩な“飲み”姿を披露している。
今回、自身のラジオ番組で、『ワカコ酒Season6』にも出演している辻本達規(BOYS AND MEN)とともにトークを展開しながら、撮影時の様子などを振り返った。
「ドラマの撮影なのか、ごはんを食べに来てるのかがわからないくらい、自然とリラックスできる場所。たまにごはんを食べることに夢中になりすぎて、一瞬せりふが飛びそうになるほど」と、日常感あふれる現場について感想を述べた辻本。「梨奈ちゃんもすごくお酒を飲んだ状態でお芝居をしなければならなかったりするので、(演じている)村崎ワカコなのか、(素の)武田梨奈なのか、分からなくなっちゃうときがある」と、実際に飲み食いしながら撮影しているときの、武田の演技のリアルさに驚いたという。
この話を受けて、武田は役と自身の違いについて、NGを出したときの経験を踏まえて説明する。「ワカコはしっぽり食べ飲みするのですが、普段の私はお酒を飲む時でもよく食べる方なんです。食べすぎてしまったり、ひと口が大きかったりと自分の食べ方が出てしまった時はNGになることがあります。なので、ワカコを演じるうえでは、ゆっくり食べて、ひと口を小さくというのを意識しています」。おいしいお酒や料理を目の前にして、つい素の武田が出てしまったこともあったようだ。
また、実際にお酒を飲みながらの演技については、辻本から「最後までちゃんと(演技を)やれるのがすごい」と称えられると、「昔はさぐってやっていましたが、もう7年やらせてもらっているので、やっとですかね。最初やったときは23歳でしたが、もう30歳になっているので、だいぶ変わったと思います」とコメント。役への向き合い方も、自らの成長や経験とともに変化していると話す。
ラジオのオンエアでは、最後に、辻本が「『ワカコ酒』は(特別なことが)何もない日常がいいんだなと、混とんとした今だからこそ、そう思える作品になっているので、心を無にして、日常のありがたみを感じながら見ていただければうれしい」と、リスナーへメッセージ。すると、武田は「その言葉、これからぜひ使わせてもらいますね!」と、にこやかにゲストトークを締めていた。
※ラジオ関西『武田梨奈のこだわりな時間』2022年1月22日放送回より
『武田梨奈のこだわりな時間』
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