ジブリ出身監督が描く、コロナ禍の現実に重なる劇場アニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ジブリ出身監督が描く、コロナ禍の現実に重なる劇場アニメ『鹿の王 ユナと約束の旅』

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 この劇場アニメは医療をテーマにしていてウイルスや抗体の話が描かれています。世界はいま新型コロナウイルスの渦中にいますが、小説が書かれ、それを映画として制作する段階では現在の状況を誰も予想できなかったはずです。

 原作者の上橋氏は映画公開にあたって、「『鹿の王』を書いていたとき、まさか、この物語が映画になり、パンデミックの最中に上映されるとは思ってもみませんでした。暗く長いトンネルの中を歩むような日々の中で、この映画を観てくださった方々は、どんな思いを抱かれるでしょう」と、メッセージを寄せています。

 キャストは主人公・ヴァンが堤真一、もうひとりの主人公・天才医師ホッサルが竹内涼真。ともにアニメの声優は初めてです。ヴァンを追う暗殺者の女・サエを杏が演じています。

 監督は、スタジオジブリで原画や作画監督を務めた安藤雅司で、キャラクターデザイン・作画監督も兼任しています。今作は『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』『君の名は。』などに関わってきた安藤監督の技術が発揮されていて、手描きアニメーションの美しさを登場人物や動物たちの動き、背景の豊かさから感じます。また共同監督として宮地昌幸が支えます。

 この映画を観る人はストーリーの大切なポイントとして、「飛鹿(ピュイカ)」を知っておいてください。ヴァンが跨っている鹿のことで、断崖絶壁を颯爽と駆け下りる俊敏さが特長です。

==サブ 01=

 観る前に、こうした作中のキャラクターと国の名前を頭に入れておくとスムーズに物語へ入ることができます。

 伝染病が流行する世界で、不安から逃れようとして差別が生まれる描写など、コロナ禍の現実に重なる場面が多く、時代と向き合う劇場アニメとして仕上がっています。『鹿の王 ユナと約束の旅』は2月4日(金)公開。(SJ)

==●ポスター(公開日が2.4と記されている画像)=

◇映画『鹿の王 ユナと約束の旅』
※上映日程は、作品の公式サイト・劇場情報でご確認ください。


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