関西人は擬音、擬声、擬態語を会話にやたら織り交ぜてしゃべると言われております。実際は……ものすごく織り交ぜてしゃべります(笑)。
今回、“ラジオパーソライター”(ラジオパーソナリティー+ライター)こと、私、わきたかしが関西のおばちゃんたちにいろいろな場所で道を尋ねて、出てきた擬音語などをまとめてみました。
まず1人目。
「ここ真っ直ぐブワァ~って行ったら、ドーンと突き当たりや。左に曲がって道をズズ~って行ったら、デーンと公園が出てくるわ。そこをスタスタ~と超えたところの道を、左にグワァって曲がってチョイ! そこの角をカクン! って入った道がピンポン! その道をビャ~ッって行ったら、シュッとしたん見えてくるわ~」
さっぱりわかりません(笑)。説明してもらった道を実際に歩いて、検証、解説します。
最初の「ブワァ~」は約200メートルでした。直進すると道の突き当たりに出ました。「ドーン」というのはおそらく突き当り……「どんつき」の「どん」を音で表現したんだと思います。
そこから曲がって公園までの距離が約40メートルだったので「ズズ~」というのは「ブワァ~」の約5分の1の距離を指すようです。