子どもをお風呂に入れる、寝かしつけ、食事の補助などです。妻は子どもとの接触を少し減らしたいと感じているようです。誤解のないように補足しますと、子どもが嫌いということではありません。日中ずーっと子どもと過ごしている妻は、常に子どもに対して気を回しているため自分のペースで生活することができておらず、私がいる時くらいは少し距離をとって回復したいようなのです。例えば、私が子どもを風呂に入れている間はフリータイムになりますし、寝かしつけ時に例えば絵本を読んだりしている間は、妻が先に就寝できる、そういったことを求めているように思います。
――パパ頭さん自身は、育児で脳が疲れる時はありませんか?
よくぞ聞いてくれました(笑)。私もしばしば、脳がショート状態になることがあります。休みの日に一日中つきっきりで子供と接していたり、睡眠中にトイレなどで何度も起こされたりすると、そうなりやすいように思います。私の場合は思考が苦痛というよりも、単純に頭がうまく回らなくなりがちです。例えば漫画を描こうとしても、全然文章が浮かんでこない…ゲームをしようとしても状況把握がうまくできず、ウデマエを溶かしまくる…みたいな感じになります。そういう時は寝るに限ると思っています。
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高校で哲学を教えているパパ頭さんは、4人家族の日常エッセイ漫画をTwitterに投稿されています。心温まるエピソードの中に、育児のヒントが見つかるかもしれません。
(取材・文=ししまる555)
日々のつぶやき。
— パパ頭 (@nonnyakonyako) January 15, 2022
脳を守れ!(1/2) pic.twitter.com/RbSem2Sdqu