サッカー・J1、ヴィッセル神戸の2022年シーズン新戦力の1人、中央大学から加入したGK坪井湧也選手(兵庫県三木市出身)。高校時代にクラブの育成組織、ヴィッセル神戸U-18で研鑽を積み、大学で一回り成長して、念願のヴィッセルトップチーム入りを果たした背番号28が、いよいよプロとして歩み出す。その坪井選手は、ラジオ番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西)の単独インタビューで、プロ入りへの思いや、今後への抱負などを語った。
坪井選手のヴィッセル加入内定が発表されたのは、2021年9月16日。「まずは進路が決まってホッとしたなという気持ちが、純粋に湧き出てきました」と、4年生の後半に決まったプロ入りに関して、率直な思いを吐露する。
しかも、地元・兵庫の、子どものときから親しんでいたクラブへの「凱旋」。本人はもちろん、家族の喜びもひとしおだったよう。「お父さんと、お母さんに電話で伝えました。『よかったね』と言われ、(ヴィッセル入りを)びっくりしていました。(ヴィッセルの試合や練習を)よくスタジアムにも、練習場にも、お父さんやお母さんに連れて行ってもらって観に行きましたので、憧れのクラブという思いがずっとありました」。
幼少期から身長が高かったことで、GKへの道に。「強いて言えばFWで得点を取りたかったのですが……、GKも楽しかったので」。三木市立自由が丘中学校サッカー部のときから本格的に取り組む。高校時代の3年間はヴィッセルU-18の一員に。そこから、クラブとの縁が始まり、大学サッカーを経て、今に至る。
育成年代をともに過ごした同期の佐々木大樹選手、1つ下の小林友希選手、2つ下の小田裕太郎選手と再びチームメイトに。特に佐々木選手の存在は大きいようだ。「サッカーのことも話しますし、サッカー以外のくだらないことも話します。一緒にいる時間が長いので、すごく頼りにしています」。そんな友の4年という歳月を経て感じる変化は「髪色とかですかね(笑)。中身はずっと高校の時のままなので。見た目が変わったくらい」とはにかむ。
ヴィッセルは1月後半に和歌山で、1月末から2月にかけて神戸でキャンプを実施。ルーキーイヤーで、初のキャンプとなるなか、個人のテーマは「チームに早くなじめるようにすること」だという。「ボールスピードやプレースピード、そういったところが、大学サッカーに比べると数段上がってくるので、そういうところに慣れつつ、自分のプレーも、徐々にコンディションを上げていけたらいいなと思います」。
キャンプでは早速、アレックスGKコーチの熱血指導のもとで鍛えつつ、アンドレス・イニエスタ選手をはじめとする、そうそうたるメンバーのシュートも受けながら、精力的に練習に取り組む。とりわけシュートのうまさを感じた選手には武藤嘉紀選手の名を挙げる。

