あんこじゃない! チーズテリーヌを挟む新しい「もなか」 ブルーチーズや酒粕の風味が新感覚 兵庫・西宮「三福而今」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

あんこじゃない! チーズテリーヌを挟む新しい「もなか」 ブルーチーズや酒粕の風味が新感覚 兵庫・西宮「三福而今」

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 定番の和菓子の1つ「最中(もなか)」。あんこが詰まっているのが一般的だが、兵庫県西宮市の店に、チーズを使った新感覚のもなかが登場している。

 西宮の住宅街・苦楽園に店を構える「三福而今(さんぷくにこん)」。昨年2021年12月にオープンした。もなかの皮にチーズテリーヌを挟みこんで食べるオリジナル商品「真最中(しんもなか)」を販売しており、テリーヌは「ブルーチーズ」と「酒粕」の2種類がある。

ブルーチーズテリーヌ最中、酒粕テリーヌ最中(提供:三福而今)

 チーズテリーヌも、もなか仕様。塗る際に繊細な皮が壊れないようにと、一般的なテリーヌよりも軽やかに仕上げた。さらに、ブルーチーズ・酒粕の存在感ある風味と皮の香ばしさが引き立て合う絶妙なバランスを見出すまで、何回も調整を繰り返したという。その結果、皮のパリっとした歯ざわりの後、チーズテリーヌの濃厚な味わいが口の中に満ちる新食感が生まれた。

「(これまでにない食感に)多くの人が驚いているよう」と話すのは、三福而今店長の金丸絵理香さん。金丸さんによると、チーズテリーヌと掛け合わせた新感覚のもなかは「偶然が重なって生まれた商品」という。あんこのもなかの開発を進めていた中で、サブメニューとして打ち出す予定だったチーズケーキの試作品をもなかの皮で挟んでみたところ、意外なおいしさだったことから、チーズメインに方向転換したのだそう。

 同店には、一口サイズのキューブ型チーズケーキも揃う。種類は、もなかと同じブルーチーズ、酒粕、それにフルーツ(6種)も。店内の飲食スペースでは、もなか、チーズケーキとも日本茶とセットで提供されている。

酒粕チーズケーキ(提供:三福而今)
酒粕チーズケーキ(提供:三福而今)

フルーツチーズケーキ(提供:三福而今)

 金丸さんは「今後も多くの人にお店を知ってほしい。皆さんが食べたことのないような商品を作っているので、まずは店内の飲食スペースで当店のスイーツを食べてみてほしい」としている。

「真最中」の価格は、「ブルーチーズテリーヌ最中/6個入り」(2,000円)、「酒粕テリーヌ最中/6個入り」(1,850円)。いずれも税込み。11日(金・祝)からは「餡チーズ」、「みかんチーズ」、「いちごチーズ」、「りんごチョコチーズ」が加わる。また、チーズケーキは各12個入り2,600円前後。それぞれオンラインショップでも購入可。店内飲食メニューは480円となっている。詳しくは店の公式サイトやSNSで紹介されている。


◆「三福而今」
【公式サイト】
〒662-0078 兵庫県西宮市菊谷町1-28 1階2号
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日振替)
商品:「ブルーチーズテリーヌ最中/6個入り」(2,000円)、「酒粕テリーヌ最中/6個入り」(1,850円)。「ブルーチーズケーキ/12個入り」(2,800円)、「酒粕チーズケーキ/12個入り」(2,500円)、「フルーツチーズケーキ/12個入り」(6種2個ずつ、2,600円)
店内メニュー:「最中(ブルーチーズor酒粕)と日本茶」「チーズケーキと日本茶」。いずれも480円。日本茶は4種から選択。

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