環境大臣 「彼女は雨音ユキノ。怪獣の件では私のトップブレーンよ」
アラタ 「お久しぶりです」
ユキノ 「お久しぶりです」
環境大臣 「あら、お知り合い?」
ユキノは環境大臣秘書官としてこのプロジェクトに関わっていました。
一方、外務大臣はこんな提案をします。
外務大臣 「怪獣の死体を世界の皆さんは見たいかな? インバウンド需要は12兆円!」
政府は怪獣を絶好の観光資源として、インバウンド需要を目論んで、安全宣言を出します。
人類の生物学史上に残る貴重な観光資源、として怪獣に名前がつけられ、新聞各紙は号外を発行します。
官房長官 「怪獣の名前は、希望であります」
アラタたち特務隊は、河川敷に横たわったままの巨大な怪獣の死体が腐敗による体温上昇で膨張し、ガス爆発の危険が迫っていることに気づきます。死体からギンナンのような猛烈な臭いのするガスが出始めました。