「イニエスタは別次元」を実感も、1年目から「試合に出てチームに貢献」が目標 ヴィッセル神戸、トップ昇格DFが語る意気込み | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「イニエスタは別次元」を実感も、1年目から「試合に出てチームに貢献」が目標 ヴィッセル神戸、トップ昇格DFが語る意気込み

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 サッカー・J1、ヴィッセル神戸の2022年シーズン新戦力の1人で、この年に唯一、ヴィッセル神戸U-18からトップ昇格を果たしたのが、DF尾崎優成選手だ。山口県周南市出身、小学校のスクールのときからヴィッセルに関わり、中高とクリムゾンレッドのアカデミーで育った若いセンターバックが、ラジオ番組『GOGO!ヴィッセル神戸』(ラジオ関西)の単独インタビューに応じ、ルーキーイヤーにかける思いなどを語った。

DF尾崎優成選手 ©VISSEL KOBE

 近年は年代別代表候補に選ばれ続け、ヴィッセル神戸U-18ではキャプテンとしてイレブンを牽引。「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021」では全試合にフル出場するなど、ユース年代で活躍。また、高校2年生のときからトップチームの練習にも参加するなど、注目されていた尾崎選手。トップ昇格の決定通知はいきなり訪れたという。「トップチームのスタッフの人から部屋に呼ばれて、『このたび昇格が決定した』ということを伝えられました。(そのときは)びっくりしましたね、とにかく。まさかプロになれるとは思っていなかったので、驚きのほうが大きかったと思います」と、当時の胸の内を明かす。

ヴィッセル神戸新体制会見より。写真で右から1人目がDF尾崎優成選手(写真:ラジオ関西)

 ただし、槙野智章選手や扇原貴宏選手ら実績抜群の選手たちのなかで臨んだ新加入会見でも、落ち着いた姿を見せるなど、物おじしない性格も彼のよさの1つであり、普段から大人っぽいといわれていたよう。そんな尾崎選手は、186cm、75kgという恵まれた体格を持つが、いまも身長が「ほんのちょっとずつ伸びていますね」と、身体は現在進行形で成長中。その源は、育成年代での食にあるという。

「僕は小学校のとき、ごはんをあまり食べられるほうではなく、少食だったのですが、とにかくいっぱい食べることを意識して、小中とやってきました。あるとき、一気に(ごはんを)7杯くらい、一回吐きそうになるまで食べたことがあったのですが、そこから思いのほか食べられるようになってきて、身長もそのときから伸び始めましたね。主にお米をよく食べ、牛乳をよく飲んでいました」

インタビューに応じるDF尾崎優成選手

 サッカーの話に戻ると、2022シーズンはトップチームの一員として始動。和歌山・神戸でのキャンプも含めて、精力的にトレーニングを積んでいるようだ。

「(新シーズンの)チームが始まってから、(キャンプなどのトレーニングで)戦術の部分などもやってきたなか、自分のコンディションも少しずつ上がってきましたし、チームとしてのやり方や、戦術の部分でも、成熟度が上がってきているなという感触はあります」

「いろんな選手と会話も増えてきて、いろんな性格だったりプレーの特長だったりなどを今、知ることができているので、もっとそういう意味でもチームに溶け込めたらいいなと思っています」


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