「イニエスタは別次元」を実感も、1年目から「試合に出てチームに貢献」が目標 ヴィッセル神戸、トップ昇格DFが語る意気込み | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「イニエスタは別次元」を実感も、1年目から「試合に出てチームに貢献」が目標 ヴィッセル神戸、トップ昇格DFが語る意気込み

LINEで送る

この記事の写真を見る(7枚)

DF尾崎優成選手 ©VISSEL KOBE

 そうそうたる面々と研鑽を積んでいる尾崎選手。なかでも、世界的スーパースター、アンドレス・イニエスタ選手の存在には圧倒されているようだ。「やっぱりイニエスタ選手は、ちょっと別次元というか。『どんなところが?』とよく聞かれるのですが、そんなに丁寧に説明できるような感じではなくて……。ボールを持ったら取りに行っても触れないし、すぐかわされるしという感じで……。ちょっと住んでいる世界が違うなと思いますし、改めて一緒にやってみると、より感じます」。それでも、チーム内での貴重な瞬間を経て、大きな成長を遂げているのは間違いないだろう。

 また、尾崎選手のポジション、センターバック陣も、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン選手が退団(現役引退、ベルギー代表コーチに就任)したとはいえ、昨シーズンのレギュラーである菊池流帆選手、今季から加わった日本代表経験者の槙野選手など、個性的なタレントばかり。しかしながら、背番号34の若きホープは、臆することなくピッチでチャレンジを続けている。

「学ぶことも多いですし、僕自身もその選手たちとポジションを争っていかければいけないという部分では、まだまだ足りていない部分が多いと思うので、そういう(実績ある)選手たちからもっといろんなものを見て聞いて盗んで、近づけていければいいかなと思います」

 尾崎選手の強みは、「フィジカルやロングボールのキック、ビルドアップ」。アカデミーの先輩で、J1でも着実に実績を積んでいる小林友希選手や山川哲史選手らも含めて、チーム内のライバルは多いが、10代のルーキーといえども、目指すはピッチでの活躍、J1やACLなどでの試合出場だ。「今季はリーグタイトル、アジアナンバー1という目標を掲げているので、そこに対してしっかり自分がこのチームに貢献できるように、少しでも自分の強みや、パフォーマンスを上げて、チームに貢献したいなと思っています」。

 インタビューの最後には、ファン・サポーターに向けて、「1年目ですが、しっかりと練習からアピールして、試合に出て、ファン・サポーターの皆さまに喜んでいただけるように頑張るので、応援よろしくお願いします!」と宣言した、尾崎選手。進境著しい18歳は、クリムゾンレッドの大事な戦力の1人として、プロ1年目に大きな一歩を踏み出す。

※ラジオ関西『GOGO!ヴィッセル神戸』2022年2月7日放送回より


LINEで送る

関連記事