女優の武田梨奈がパーソナリティーを務めるラジオ番組『武田梨奈のこだわりな時間』(ラジオ関西)。2月19日放送回では、前回に続き、男女ツインボーカルの3人グループ「Awesome City Club」のPORINがリモートでゲスト出演。武田とPORINが、30代になってからの心境の変化や、プライベートでのこだわりについてなど、トークを展開した。
30代を迎えている、同世代の武田とPORIN。神奈川県出身の2人は、20代と30代で変わったと感じることについて、次のように語る。
【PORIN】 30代は一つひとつのことに対して、すごく丁寧に向き合えるようになった気がします。20代ってずーっと緊張していた気がして……。でも、20代でいろんなことを経験させていただいたなかで、(取り組む仕事など)ある程度イメージができるようになったり、自信がついたりしたのかなと思います。
【武田】 何か質問されて答えるときに、20代のころは突発的に「頑張ります!」と、気合いで乗り切るタイプだったのですが、今は「⼀つひとつの⾔葉にちゃんと責任感を持ってしゃべらないといけないな」と思うようになり、そのあたりの意識が変わりました。
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一方で、この番組のテーマでもある「こだわり」について、武田が「(PORINが行う)バンド活動やアパレル活動などで大切にしていることは?」と問うと、「なるべく自由でいたい」と述べるPORINは、その真意を説明する。
【PORIN】 (いま取り組む仕事は)遊びの延長で考えているので、「なるべく自由でいたい」、「自由にしていたい」というのが根本的にあって、あまり窮屈に考えないよう、頭のなかの風通しをよくしています。昔は目標というのをすごく大事にしていたのですが、こういう時代になっちゃったので、目標を決めてもすぐ変わったりするじゃないですか。「明日どうなるかわからないし……」みたいな。だから、あまり決め込まず、その場のノリというのもすごく大事なんだろうなと。風の流れる方向にどんどん進んでいくみたいな意識でやっているかもしれません。
【武田】 ⾳楽番組やYouTubeなどで歌われているところを拝⾒しますが、同じ曲を歌っていても、毎回違う雰囲気を感じるというか……。どう表現したらいいのか難しいのですが、毎回引き込まれ⽅が違う感じがします。そういうところでも、「決め込まずにやっている」というのが、なんとなくわかる気がします。
【PORIN】 ありがとうございます! そのときの心情が私は歌に出やすいタイプなのですが、「それでもいいな」と。機械じゃないし、せっかく人が歌っているものだから、そのときの歌やニュアンスを大事にしていくべきじゃないかなと、最近思っているので。そうなっているのかもしれないです。
『武田梨奈のこだわりな時間』
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