【プレビュー】J1神戸、2022シーズン初陣は強敵・名古屋とのアウェイ戦 三浦監督「今できる最高の準備をして勝ちに行く」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【プレビュー】J1神戸、2022シーズン初陣は強敵・名古屋とのアウェイ戦 三浦監督「今できる最高の準備をして勝ちに行く」

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 サッカー・J1の2022シーズンがいよいよ開幕。悲願のリーグ初制覇を目指すヴィッセル神戸は、19日、名古屋グランパスとのアウェイ戦(午後3時キックオフ、豊田スタジアム)で、初陣に臨む。

 2020年シーズン途中から就任した三浦淳寛監督のもとで、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4(2020)、J1で3位(2021)と、着実に実績を残してきたヴィッセル。昨年の好成績の流れをくみ、今年、J1とアジアの舞台でナンバー1を狙うべく、「1試合1試合、勝点を積み重ねられるように、そして、チーム一人ひとりが、チームのために、チームが勝つために犠牲をどれだけはらえるかが大事」(大迫勇也選手)になる。

 そのなかで、3シーズン目となる三浦監督は、試合前日のメディア対応では「我々もしっかりとプレシーズンの過ごし方、トレーニングを含めて、今できる準備はしてきたつもり。開幕からしっかりと良い結果が出せるように、チームで一体感を持って戦っていきたい」と述べ、順調な調整ぶりをアピールする。

三浦淳寛監督 (C) VISSEL KOBE

 今季お披露目となる一戦での注目は、守備の要だったDFトーマス・フェルマーレン選手(退団、現役引退)の穴をいかに埋めるか。そして、新戦力の融合がいかに図れているかというところだろう。

 ただし、昨年もフェルマーレン選手がケガや代表活動などで不在のときには、アカデミー出身のDF小林友希選手がセンターバックの一角でしっかり仕事を果たしてきた。「失点が少ないとチームが上に行ける可能性も高くなるので、失点を少なくすることにこだわりたい」という2000年生まれ、21歳の背番号3は、「自分たちがプレシーズンから取り組んできたことをピッチで表現することが一番。まずは自分たちのサッカーを出せるようにやりたい」と意気込みを述べる。

DF小林友希選手「(試合に)出ることになれば、開幕戦は普段の試合よりも緊張感があると思うが、楽しみたい」 (C) VISSEL KOBE

 新加入組のなかでは、DF槙野智章選手、MF扇原貴宏選手、MF汰木康也選手といった期待の即戦力がどのような形で試合に関わってくるのかも楽しみなところ。小林選手とともに試合前日のメディア対応を行った扇原選手は、「(ヴィッセルには)知っている選手もたくさんいたのでスムーズに入れた。それをしっかりと結果に表すことが大事。神戸は勝ちにこだわってやるチームなので、しっかりそこにこだわってやりたい」と、クリムゾンレッドでの初戦を前に、静かに闘志を燃やしている。

MF扇原貴宏選手 (自分のポジションで意識したいことは?)「ハードワークをおこたらないことと、前線に良いタレントがたくさんいるので、そこにしっかりとつなげられるようにやっていきたい」 (C) VISSEL KOBE

 昨年はJ1で1分け1敗、天皇杯で1敗と、名古屋に勝つことはできなかったが、直近の対戦となった2021シーズンJ1第33節では、序盤にいきなり2失点しながら、後半に巻き返して引き分けに持ち込み、貴重な勝点1を獲得。上位決戦でのこの結果が、J1最高順位につながった。そのときの殊勲者の1人、FW武藤嘉紀選手は、今回の豊田スタジアムでの一戦でも、キーマンの1人になるだろう。前線で攻守にハードワークするだけでなく、得点力の高さが魅力の背番号11が、大迫選手との強力な前線で、果敢にゴールを奪いに行く。




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GOGO!ヴィッセル神戸 | ラジオ関西 | 2022/02/14/月 18:00-18:30

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