動画だとジャンプは一瞬ですが、写真だとその瞬間を止めて、ゆっくり見ることができるんですね。猫って、屋内でのんびりだらだらしているイメージがあったのですが、この写真展では、猫の本来持ち合わせている野性的・躍動的な部分を存分に感じ取ることができます。
五十嵐さんは「カメラの位置を低くすることで、よりダイナミックな画が撮れる」といいます。野良猫や若い猫のジャンプ力のすごさに驚いてしまいました。
他にも、大阪・中崎町「HUKULOU COFFEE」の看板フクロウ・フクと子猫・マリモの触れ合いをかわいくとらえた写真集<フクとマリモ>。悩める心にじんわり刺さる「禅語」を、猫(ネコ)の表情にからませた写真集「ネコと禅」からの展示もあります。
会場では「猫と宝塚」写真展も同時開催され、一般公募の猫自慢写真が約200点も展示。プロとは違う、アマチュア目線でとらえた愛情たっぷりのショットには思わず目じりが下がります。
今回の会場となっている宝塚市立文化芸術センターは、かつて宝塚ファミリーランドや宝塚ガーデンフィールズがあった跡地に、2020年6月オープン。2階のメインギャラリーをはじめ、1階には図書室、屋上には広い緑地スペース、また屋外にはガーデンフィールズ時代の面影を残す庭園もあります。また時間があれば隣接する手塚治虫記念館への立ち寄りもおすすめです。
会場までは阪急宝塚南口駅から徒歩7分、JR宝塚駅から徒歩13分です。水曜が休館、観覧料は500円。3月27日(日)まで開催されています。(羽川英樹)
◆「五十嵐健太 飛び猫写真展」
会期 2022年2月11日(金)~3月27日(日)
会場 宝塚市立文化芸術センター 2階メインギャラリー
休館日 水曜
【宝塚市立文化芸術センター 公式HP】
【『羽川英樹ハッスル!』番組ブログ】
【鉄アナ・羽川英樹「行ってきました!」アーカイブ】
【鉄アナ・羽川英樹の出発進行(YouTubeチャンネル)】