兵庫県南あわじ市にある農業公園「淡路ファームパーク イングランドの丘」で飼育されているメスのコアラ「みどり」が、自らが持つ長寿ギネス世界記録(※1)を更新した。
みどりは、1997(平成9)年、オーストラリアのパースにあるヤンチャップ国立公園で生まれ、2013(平成15)年に、兵庫県と姉妹都市提携する西オーストラリア州から寄贈された。
24歳になった2021年、「史上最高齢の飼育されたコアラ」と「存命中の最高齢の飼育されたコアラ」でギネス世界記録(R)に認定。2022年2月1日にひとつ歳を重ね25歳に。そして3月1日、自らが持つ2つの世界記録を更新、認定された。
飼育担当のスタッフによると、コアラの平均寿命は15歳。25歳になった「みどり」は、人間で言うと120歳以上となる。餌のユーカリを、スタッフの手伝いを受けながらモリモリとたいらげ、体調は良好。25歳の誕生日を迎えたあとも、ファンからお祝いのお花が届くなど、あいかわらず人気者だという。
3月6日(日)には、ギネス世界記録(R)更新を記念して、認定証お披露目会が開かれる。当日は65歳以上は入園無料(証明書が必要)。「みどり」がいつまでも元気で過ごせるよう、見守りたい。
※ 「ギネス世界記録」はギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標。