神戸発祥の老舗子供服メーカー「ファミリア」 と生田警察署(いずれも神戸市中央区)が2022年春、コロナ禍で元気のない神戸を、子どもたちの笑顔があふれる街にしようとタッグを組む。
4月6日にスタートする春の全国交通安全運動に向けての取り組みで、オリジナルデザインのTシャツやポスター、警察官の制服姿のファミリアベアーを作成。今後、アートイベントや子ども向け交通安全セミナーなども予定されている。
この企画は、神戸・旧居留地にあるファミリア神戸本店が生田警察署管内にあることがきっかけ。警察だけでは安心、安全を守れない、地域との協力で子どもたちの安全を守りたいとの思いで、生田警察署がファミリアにアプローチしていた。
「子どもたちの笑顔」はファミリアの願いでもあり、神戸の玄関口・三宮で「日本一明るい警察署」を目指す生田警察署とのコラボレーションで、子どもたちに優しい街・神戸を目指す。
3月9日、ファミリア神戸本店でコラボレーション企画の発表会が開かれ、ファミリアが生田警察署の地域安全アンバサダーとなり、ファミリアのオリジナルキャラクター「ファミちゃん」が生田警察署・倉野喜朗署長から一日警察署長に任命された。
1950(昭和25)年、神戸の地で創業して72年の老舗・ファミリアはこれまで、さまざまな企業とのコラボレーションに取り組んできたが、警察とともに啓発活動するのは初めて。
新学期を迎える春、通園・通学時の交通安全を子どもたちにわかりやすく伝えるために2つのアイテムが誕生。