また560kHzから現在の558kHzに変更した際には、放送局が増加して周波数がひっ迫するという問題がありました。当時は混信が問題となっていて、国際間の取り決めで、10kHz間隔で振り分けていた各局の周波数を1kHz狭めて、9kHz間隔に変更し、利用できる周波数を増やすことになりました。日本では、1978年11月23日に、いっせいに周波数の変更が行われています。
昔の10kHz間隔のときのベリカード(ベリフィケーションカード=「受信確認証」または「受信証明書」)は、大変貴重なものです。
※ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』 2022年3月13日放送回より
ラジオ関西技術センターがお送りするこの番組で、あなたの質問が読まれるかも……!
興味がおありの方は、番組にハガキでおたよりください。お待ちしています。
宛先⇒ 〒650-8580 ラジオ関西『おしえて!サウンドエンジニア』係
【放送音声】2022年3月13日放送回