音楽×キャンプ 新アウトドア施設「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP」が6月オープンへ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

音楽×キャンプ 新アウトドア施設「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP」が6月オープンへ

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 野外で音楽とキャンプを同時に楽しめるアウトドア施設「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP(ビートキャンプ)」が、2022年6月、京都府京丹後市にオープンする。

STUDIO ONEでのライブの様子(イメージ図)
「京丹後森林公園スイス村BEATCAMP」でのライブの様子(イメージ図)

 同施設の運営を手掛けるのは、神戸を代表するライブハウスの1つ「神戸VARIT.」を経営する有限会社アームテックパブリシャーズ。音楽に特化した新たなコンセプトのキャンプ場はいったいどんなところなのか? なぜライブハウスがアウトドア施設を立ち上げるのか。誕生のきっかけを、有限会社アームテックパブリシャーズ代表の南出渉さんに聞いた。

「3密を楽しむ場所」の代表格の1つであったライブハウス。新型コロナウイルスの影響による休業要請を受け、同社では神戸VARIT.はもちろん、その他のイベント制作業務なども完全休業せざるを得ない状況が続いた。現在も収容人数を50パーセント以下に制限するなどの感染症対策を続け、売り上げはコロナ禍前の30パーセント程度と低迷。コロナ禍以後、新たに映像部門を立ち上げ、音楽業界以外の仕事を受けたり、国や県、市からの助成金、補助金などで赤字を補填したりしながら、現在はなんとか持ち堪えている状態だという。

 そのなかで、「心の栄養」とも言える「音楽」をはじめとしたエンターテインメント文化の在り方に戸惑いが生じたという南出さん。その戸惑いをどう解消し、音楽本来の力をどのように社会に還元することができるのか、日々思案する中で出会ったのがキャンプだという。

「昨年の4月頃初めてキャンプに行ったのですが、そしたらハマってしまって(笑)。でもキャンプ場って音楽ができないことが多いんですよね。静かに過ごしたい気持ちも分かるのですが、音楽をいつでも自由に奏でられるキャンプ場があってもいいんじゃないかと思ったんです」

 そこで、「音響・照明などのライブハウス的インフラを整えた、いつでも気軽に野外フェスを体感できるキャンプ場」をつくろうとこの企画がスタートした。

京丹後森林公園スイス村内にオープン
京丹後森林公園スイス村内にオープン

 アウトドア音楽施設「BEATCAMP」は、京都府北部の丹後半島に位置する京丹後森林公園スイス村の旧スキー場ゲレンデエリアの一角に構築される。

焚火を囲みながらのライブも可能
焚火を囲みながらのライブも可能




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