アカデミー賞注目『ベルファスト』 ケネス・ブラナー自伝的映画 分断と成長をモノクロで描く | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アカデミー賞注目『ベルファスト』 ケネス・ブラナー自伝的映画 分断と成長をモノクロで描く

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 作品の舞台は、ケネス・ブラナーが幼いころ過ごした北アイルランドの町・ベルファスト。この町の当時の空気を伝える映画『ベルファスト』が3月25日(金)に全国ロードショーされます。アカデミー賞では作品賞・監督賞などあわせて7部門にノミネートされています。

 1969年、激動の時代。ベルファストで生まれ育った少年・バディは家族と友だちに囲まれて、映画や音楽を楽しみ、心が満たされる毎日を過ごしています。

==サブ5=

 バディは9歳。父親はしょっちゅう出稼ぎに行き、家族の生活を支えます。母親は厳しくかつ愛情が深く、兄は優しくて頼りになります。祖母は良き相談相手で、祖父のユーモラスなところをバディは大好きです。

==サブ7=

 笑顔にあふれ、愛に包まれていた穏やかな日常が、暑い夏の日に突然、悪夢に変わります。プロテスタントの武装集団がカトリック住民へ攻撃をし始めました。住民みんなが顔なじみで仲の良かったベルファストは、この日を境に分断されていきます。

「この町を出て新しい生活を始めないか」(父親)
「この町以外、知らない」(母親)
「家族といたい、君といたい」(父親)

 父親は移民として家族で外国へ行く決意を固めますが、ずっとここで育った母親はそんな気になれません。

==サブ4=

「海の向こうへ行ったら、言葉が通じない?」(バディ)
「相手が聞いてないだけさ。ばあちゃんと結婚して50年だが今も言葉が通じない。理解しようという気持ちが大事なのさ」(祖父)


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