カーテンを長持ちさせる方法は?「ほこりがついたままだと紫外線で劣化しやすく…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

カーテンを長持ちさせる方法は?「ほこりがついたままだと紫外線で劣化しやすく…」

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 部屋の大きな範囲を占めるカーテンやカーペット。増加する“おうち時間”を機に、見直す人もいるようだ。そんな今のカーテン、カーペット事情や、長持ちする工夫などについて、専門店に話を聞いた。

 関西最大級の新築オーダーカーテン&オーダーカーペット専門店「ウイズ苦楽園」(西宮市)は、60ブランド3000アイテムを常時展示しているお店。契約の半分ほどがリピーターという、地元で親しまれているお店だ。

ウイズ苦楽園の店内

 カーテンを長持ちさせる方法について「生地による部分はありますが、ほこりがついた箇所に紫外線が当たると劣化しやすくなってしまう。年に1回は、浴槽で押し洗いなどをするようにしてください。洗ったあとは水気が切れていたら普段通りに吊れば乾きます」というのは、「ウイズ苦楽園」を運営する株式会社ウイズ・代表取締役社長の二木栄一さん。

「普段からできるメンテナンスでいうと、カーテンを開けるときにただ端に寄せるのではなく、そのカーテン本来のラインに沿って山折り谷折りを整えるのも大事。こうするだけでひだが長持ちして、キレイな状態を保つことができます」と、普段の開閉のちょっとした気遣いも重要だという。

 近年ではブラインドやシェード、調光ロールスクリーンなども注目され、その中でも電動タイプの商品の希望が増えてきているそう。リビングのソファに座りながら操作したり、タイマー機能を使って決まった時間に開閉を行えたりと利便性がよく、操作の紐がないためデザイン性を追求することが可能。これからますますこの分野の商品は充実し、住まいのスマート化が進んでいくようだ。

ブラインドの商品も並ぶ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響について、同社代表取締役会長の林泰夫さんに聞くと、意外にも「そこまで大きな影響は受けていない」という。以前は100万戸ほどあった新設住宅の着工戸数が、2030年には50万戸ほどになると言われており、ウイズ苦楽園では新築戸数の減少に備えてカーテンだけではなく、カーペットやクロスの取り扱いも開始。こうした対策が功を奏したそうだ。

 そして近年、カーペット市場も大きく変わったようで、高齢者やペットを飼っている人がフローリングからカーペットへの見直しを行い、来店が増加。ウイズ苦楽園では、中でもタイルカーペットの取り扱いを強化している。これは、ワンちゃんが汚してしまったときなどに大きなカーペットを全部洗うのはなかなか難しいが、数十センチ角にカットされたタイルカーペットだとその部分を入れ替えるだけで済むといった利点から。同店では、アメリカ・アトランタに本社を構え、タイルカーペットの世界シェアナンバーワンであるインターフェイス社の商品の取り扱いも行っている。林さんいわく「関西で置いているのは、おそらくうちが初めて」。

インターフェイス社のカーペット

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2022年3月29日放送回より

◆ウイズ苦楽園
【公式HP】



【2022年3月29日放送回…放送音声

 

 

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