さすがは第2次世界大戦中に開発され、軍用車として活躍したジープ。乗り心地が、ワイルド過ぎますね!
春とはいえ、まだまだ風は寒いもの。「寒いか?」と聞かれたので、正直に「寒い」と言うと、友人は納得したような表情で「コレがジープや! 季節を肌で感じるのがジープや!」と言いながらクルマを止めて、なんとジープの幌を外し始めるではありませんか……、余計に寒くなるやん!
「さ! さ! さ! さぶい〜〜〜!!!」
しかし、そんな声は友人には全く伝わりません(笑)。
その後、なんやかんやと2時間ほどいろいろなところをジープでドライブしましたが人間って慣れるんですね。あれだけうるさいと思ってた音がだんだん気にならなくなるし、振動や風もなんだか心地よくなってくるんです。
後日、普通の車に乗ったとき、確かに快適なんですが、身体の芯がなんだか物足りないような気持ちになってしまいました。
正直、最初はあまり良い印象を持てなかったジープですが、乗っているうちに“快適でない”ところに“快適”を感じるようになってしまったんです。
カッコいい言い方をすれば、「車に乗ること、運転することを身体の芯で感じる」……それがジープの魅力なんじゃないかと思いました。