阪神梅田本店(大阪市北区梅田1丁目)が2014年秋から始まった約8年のリニューアル工事を終え、6日、全館グランドオープンした。
建て替え計画は、2018年4月に1期棟が竣工、2021年10月の「建て替え先行オープン」、同年12月の「1階~9階建て替えフルオープン」と段階的にリニューアルオープンしてきた。
「食の阪神」として親しまれる阪神梅田本店。最終リニューアルとなる今回、「阪神食品館」の完成をもって、他店を圧倒する品揃えと専門性を有し、「日本一の王道デパ地下・毎日が幸せになる百貨店」というコンセプトで大阪・北の玄関口、梅田のデパート競争に挑む。
阪神食品館は生鮮食品や総菜、国産ワインが売りのリカースペース、洋菓子など6つのジャンルに区分けされており、総菜はタイやベトナムなどエスニック料理を充実させた。売り場総面積は約5万3千平方㍍で、2022年度は売上高730億円を目標としている。
洋菓子ゾーンには、東西に長さ約100m、約30店舗が並ぶ“スイーツストリート”が誕生。長年愛される「アンテノール」や「ヴィタメール」など、お馴染みの店はもちろんスタンバイ。