「初デートでサイゼ」あり・なし議論 誘う男子の心理をカウンセラーが解説 紅しょうが熊プロ「言い方が大事」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「初デートでサイゼ」あり・なし議論 誘う男子の心理をカウンセラーが解説 紅しょうが熊プロ「言い方が大事」

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 数年前から、SNSなどで何度も話題になっている「初デートでサイゼリヤに行くのはアリか? ナシか?」という議論。最近では、今年2月にツイッターにアップされた、サイゼリヤで食事をしながら幸せそうに微笑む女性のイラスト「サイゼリヤで喜ぶ彼女」が、およそ1週間で14万いいねを記録。2.8万リツイートされ、大きな話題になった。吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月ー木午後2時30分~)のコーナー「恋の世論大調査」では、この話題について話し合った。

紅しょうがの稲田美紀(写真右)と、熊元プロレス(同左)

 稲田は、せっかくおしゃれをして備えたのに、一発目のデートからサイゼなら悲しいと発言。また、高級ブランドの財布などをちらつかせている男性とのデート先がサイゼリヤだった場合は、「それはちょっとちゃうで、って言わしてな?」と語った。

 熊元は、同じサイゼリヤデートでもその満足度はお誘いの際の「言い方による」と持論を展開。「(不愛想に)サイゼでいい?」という言い方なら不満だが、「(ひらめいたように)はっ!サイゼリヤいかへん!?」という(テンションの高い)言い方なら、この人は本当にサイゼリヤが好きで、おいしいと思っているから誘うんだ! と感じるため、熊元としてはアリなのだそう。

 また、デートでサイゼリヤを利用した場合、辛味チキンやエスカルゴなど、サイゼリヤで必ず食べたい定番メニューを注文できないのではないかという懸念も。骨にしゃぶりついたり、殻から汁をすすったりといった豪快な食べ方ができないため、デートではサイゼリヤのポテンシャルが発揮されないのではないかと心配した。

 番組では、これまで3000件以上の恋愛相談にアドバイスを送った恋愛心理カウンセラー・ハヤトさんに、「サイゼリヤでの初デート」の問題点や、デートの心構えについて聞いた。

――初めてのデートで女性をサイゼリヤに誘う男性は、どういう心理なのでしょうか?

 初デートで女性をサイゼリアに誘う男性には、二つのパターンがあります。一つ目は、特に何も考えず、自分にとって身近なお店であるサイゼリヤを選んでいる場合。男性側に悪意はないものの、これだけ情報が溢れている中で何も調べずに、相手の気持ちを想像できていないという点において、自己中心的な考え方やセンスのなさが表れています。

 もう一つは、女性側の反応を試すためにサイゼリヤを選んでいる場合。これは、収入が高く女性にモテるハイスペックな男性にありがちなのですが、相手が精神的に自立した、いつでもご機嫌な「いい女」であるかどうかを見極めたいという気持ちや、自分が女性に“搾取”されることを恐れる気持ちからくる行動です。

 どちらにしても、相手よりも自分を優先させているという点で、今後楽しく交際ができそうな男性ではありません。こんなデートは嫌だと感じた場合は、その場ではっきりと「あなたとは価値観が合わない」と伝えた方が、お互いに次の恋愛に向けて上手く切り替えられるかもしれません。また、デート先を女性から提案するのも良いでしょう。


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