「冷コー」←若年層はわからない!? 大阪の喫茶店でおなじみ コーヒー店では「読み間違える人も…」

LINEで送る

この記事の写真を見る(4枚)

「冷コー」と聞いて、何の言葉かピンとくるでしょうか? 冷コーとは「冷たいコーヒー」の略、つまりアイスコーヒーのことです。イントネーションは「励行」と同じ、平板です。大阪を中心に使われていた言葉で、昭和時代の喫茶店では「冷コーひとつ!」とオーダーする人も多かったとか。

 大阪独自のワードとして挙げられることが多い「冷コー」ですが、現在では、大阪であっても使っている人はほとんど見かけません。そんな中、「冷コー」を商品名として使っているコーヒーショップ「おおきにコーヒー」を発見。そこで、おおきにコーヒー株式会社飲食事業部営業課の課長、吉崎さんに話を聞きました。

「おおきにコーヒー」の外観
大阪で展開される「おおきにコーヒー」

 大阪市内で3店舗を展開する「おおきにコーヒー」。メニュー表を見てみると、そこには確かに「おおきに冷コー」という名前が!

メニュー表には「冷コー」の文字が
メニュー表には「冷コー」の文字が

 吉崎さんによると、「おおきに冷コー」は2013年の創業当時から存在し、看板商品である「おおきにコーヒー」の兄弟分的なポジションなんだとか。お店にとって重要なメニューということで、愛着が湧くような「昔懐かしい大阪らしいネーミングを」という意味を込め、「冷コー」と名付けられた経緯があります。

「弊社のスローガンは『大阪をもっと元気に、もっとおおきに』。この『おおきに』という言葉も、最近では使われることが少なくなりましたが……。そんな中、『大阪らしさ』という部分を大切にしていきたい! ということで、関西の喫茶文化から生まれた『冷コー』というワードを使用しました」(吉崎さん)

 熱い思いが込められた「おおきに冷コー」ですが、昨今では「冷コー」があまり使われないだけあって、お客さんの反応が気になるところです。

「やはり、若年層の方はほとんど分からないようです。ただ、限られた地域で使われていたためか、ご年配にも冷コーを知らない方もたくさんおられます。その場合、まず『れいこー』を読めず『ひやこー』や『つめこー』などと読み間違えられることも……。一方、普段から『冷コー』と呼んでいる方にとっては染み付いているものなので、当たり前のように使っていらっしゃるようですね」(吉崎さん)

名物メニューの「冷コー」
名物メニューの「冷コー」

◆おおきにコーヒー御堂筋瓦町店
〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町4丁目4番7号
営業時間:8:00~17:00 (営業時間は変更の可能性あり)
定休日:土日祝
電話番号:06-4706-0092
【公式サイト】

LINEで送る

関連記事