◆食後は避ける。
食後は、消化のために血液が消化器官に集中します。サウナに入ると血液が分散されて健康上よくありません。食事後は、1〜2時間空けてから。
◆飲酒後は利用しない。飲酒後のサウナ利用はとても危険です。
◆体調の悪い時は入らない。
◆水分補給をしっかり。
飲んだ量がきちんとわかるように、ペットボトルなどで飲むのがおすすめとのこと。また、サウナ後は「体重が減った!」と思いがちですが、汗で体から水分が失われたぶん、軽くなっただけ。体重の変化は、サウナ後の水分補給量の目安にすると良いとのことでした。
そして…
◆とにかく無理をしないこと。
楽しむためには無理をしないことも大事です。
ちなみに、なんちゃんがサウナと出会ったのは28年前とのこと。当時サラリーマンだったなんちゃんは、仕事のストレスなどから眠りが浅くなり、長い時間続けて眠れなくなってしまったそう。その頃、サウナに通うようになってその魅力にはまり、気が付けばぐっすり眠れるようになっていたのだとか。サウナと出会って「人生が豊かになった」と話すなんちゃん。たくさんの人が生活の一部としてサウナを取り入れてくれたら…と、サウナの魅力を一人でも多くの人に伝えるべく活動しています。
みなさんも、楽しみながら、サウナならではの気持ちよさを体感してみませんか。
※サウナを楽しむにあたっては、下記ご注意ください。
・高血圧の人は長時間高温浴をしない。
・生活習慣病(脳や心臓疾患、糖尿病、高血圧等)のある人は温冷交替浴を行わない。
・病気療養中、心配な点がある人は、医療機関に相談してください。
参考:『知っておきたいサウナ・スパの基礎知識』(公益社団法人日本サウナ・スパ健康アドバイザー公式テキスト)
◆サウナ伝道師なんちゃん
サウナの魅力にはまって28年。サウナを楽しむためのあらゆることを体験・研究し、「肉体と精神をととのえるサウナ伝道師」としてサウナの素晴らしさを伝える活動を行っている。また、「『月刊サウナ』関西エリア特派員」としても活動中。サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナル管理士の資格も持つ。
(取材・文=菊地朋美)