熊切さんが写真を撮るにあたって大事にしていることは、コミュニケーション。人を撮る際に言葉を交わしたり雰囲気を作ったりしつつ、その人物の一番良い表情を引き出しながら撮るわけです。免許証の証明写真を撮る作業とは全く違うんですね。ですから、逆に免許証の写真のような表情を撮ってくださいと言われても、さっと撮ることは難しいそうです。
最後に、どうしても免許証の写真を少しでも良い写りで撮りたい方へ、熊切さんからのメッセージです。
「免許更新などに行く何日か前から、鏡を前にしてルールを守りながら自然な表情をする練習や、カメラの向こうには好きな人や楽しい仲間たちがいるという気持ちのイメージトレーニングを繰り返してから行けば、良い表情になる可能性は高くなりますよ」(熊切さん)
いやぁ、先に聞いてたら良かったですね。もう免許更新した後ですから……。んー、この表情の免許証の写真で何年も過ごさなあかんのか……(笑)。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)