――最後に中山先生が現在取り組んでいることや今後の抱負を教えてください。
これまで、いわゆる“町弁”として個人や中小企業を対象に、地域密着型で弁護士業務に勤めてきました。今後も変わらず地域のみなさんに寄り添い、誰でも相談しやすく、何でも対応できる“町弁”でありたいと思っています。ただなんでも対応できるということは、裏を返せば、広く、浅い知識になりがちです。浅い知識にはならないよう、日々知識を深め、みなさんに信頼される弁護士を目指したいと思います。
◆中山稔規(なかやま・としのり)弁護士 みなと法律事務所(神戸市)
京都大学法学部を卒業後、1998年から兵庫県弁護士会で活躍。2013年度には、兵庫県弁護士会の副会長を務めた。現在は、業務委員会委員長として、弁護士業務の拡大、若手支援等の活動に力を注いでいる。