【神戸】「銭湯」大人と子ども一緒に行くとお得に!地域・子育て応援「親子じゃなくてもOK」

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 日本の文化ともいえる「銭湯」。神戸市では、市内の銭湯を大人と子どもが一緒に利用するとお得になる「地域子育て入浴割引」を4月からスタートしている。神戸市が毎年行っている取り組みで、親子に限らず「大人と子ども」であれば一緒に利用できるのが特徴だ。

 現在、神戸市には32か所の一般公衆浴場、いわゆる昔ながらの「銭湯」がある。古くから営業している店舗が多く、中には60年以上の歴史を重ねる店も。数は年々少なくなっているが、今でも地域の集いの場としても親しまれている。そこで神戸市では、平成30年(2018年)度から、銭湯の利用促進に向けて親子割引制度を導入。地域の子育て支援と結びつけることで、銭湯文化の保存を目指している。

「地域子育て入浴割引」の対象は、神戸在住の18歳以下の子どもと大人が対象。親子はもちろん、地域のクラブ団体なども含めた“大人と子ども"が一緒に銭湯を利用した場合、子どもの入浴料金が無料になるうえ、子ども1人につき、大人1人の通常料金が約半額(450円が220円)になる。

 事前にインターネットで申請(所定のアドレス宛に空メールを送信。返信メールのURLからつながる申請フォームに必要事項を記入して登録)。電子チケットを受け取る。昨年まで利用回数が30回までだったが、今年からは上限枚数を撤廃。期間中は何回でも利用できる。

電子チケット

 毎年、制度を利用した客が訪れるという「灘温泉 水道筋店」(神戸市灘区)は、昭和8年(1933年)に六甲道(同灘区)の店舗がオープンし、親子四代で続けてきた老舗の銭湯だ。平成7年(1995年)の阪神淡路大震災後に改装。1階は男湯、2階が女湯の二階建ての広々とした清潔感のある内装になっている。

灘温泉(兵庫県神戸灘区)

 先代からの「温泉を掘りたい」という夢を実現させた、源泉かけ流しの湯が自慢。また、井戸からの地下水を用いた、かけ流しの水風呂も人気。営業時間は朝5時~深夜0時で、水道筋商店街の人々が1日を通して利用してきたそう。

 地域の公衆衛生の役割も担っているからと、コロナ禍でも営業を続けた。土・日には、姫路や大阪などからも客が訪れるという。バスタオルなどがついた「よりみち入浴」や、ロッカーを使用できる「ランナーズセット」も人気。ドリンクも、地ビールなど品ぞろえを工夫している。灘温泉の西本恵理奈さんは「家族が一緒に銭湯に入って、コミュニケーションを増やすことにもつながれば」と話す。

「よりみち入浴」「ランナーズセット」も人気
ドリンクには地ビールも

【「地域子育て入浴割引」 神戸市HPより】

◆「灘温泉 水道筋店」
料金:大人450円、中人160円、小人60円、「よりみち入浴」(バスタオル等付き)600円
【公式HP】

【『サンデー神戸』番組HP】



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サンデー神戸 | ラジオ関西 | 2022/05/01/日 09:00-09:30

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